「不運のとき、悲観すりゃあするばあ、よりいっそうようない事実が現実にくるがぜよ。」(中村天風)
不運のときや逆境のとき、悲観的になるがは当たり前といやあ当たり前のことながやけんど、現実にゃあ悲観したからゆうて、何かえいことがあるかゆうたら、何ちゃあえいことらあないがぜよ。それどころか、悲観すりゃあするばあ、その心の傾向性が悲観するような事柄を引き寄せて、いっそうようないことが起こるもんながやき。
不運のときや逆境のときにこそ、明るさを失わんと、プラス思考で行動できるかどうかで、ホンモノかどうかが試されゆうがやないろうか。それがその後の運命を大きゅう変えるかやないろかのう。
中村天風さんは、心は「鋳型(いがた)」のようなもんで、この鋳型通りに現実はでき上がるっちゅうて言うがやき。ほんで、大宇宙の限りない力は、この鋳型通りに現実化させろうっちゅう自然傾向をもっちゅうっちゅうがよ。つまり、自分の理想とする願望を鋳型にすりゃあ、願うた通りの現実が現れるっちゅうことながぜよ。
そのためのポイントは、願望をハッキリと映像化できるばあ、具体的にイメージすること。もう一つのポイントは、信念をもって、その火を絶え間のう燃やし続けることながやと。前者が足りにゃあ、鋳型の形がアヤフヤになって鋳物はできん。後者が足りにゃあ、鋳型が途中で壊れてしもうて、これも鋳物が完成せんがぜよ。
理想の鋳型をつくり上げて、夢を実現させたいもんじゃのう!