昨夜は第2木曜日やき、高知新聞文化教室(http://www.kochi-sk.co.jp/bunka/)でワシが受け持っちゅう「土佐酒道入門」(〜楽しい日本酒教養講座〜)の日やったがぜよ。ちなみにこの講座についての詳しゅうは、ブログカテゴリー「土佐酒道入門」を参照してもらいたいがやき。
ほんで昨夜は、第16期生全6回の最初の講座。講座内容は「日本酒基礎知識PART.1」やったがよ。今期の生徒さんは、新人さんゼロで常連さんばっかしの18名・・・の予定で、初の新人ゼロの講座かと思いよったら、2名の受講候補の方が見学さいてくれっちゅうて来られたがやき。まっこと、ありがとうございますぜよ。
ほんで第1部の講義じゃあ、「酒類の分類」「醸造酒の発酵型式による分類」らあから始まって、「日本酒の酒質分類」「日本酒のできるまで」「日本酒用語解説」らあをお話ししたがよ。
次に後半の第2部は「利き酒講座」。今回は初回やき、司牡丹の「タテ飲み」ながよ。同じ蔵の酒を、一番安価な「普通酒」から「大吟醸酒」まで、縦に飲むがを「タテ飲み」っちゅうがやき。初回はあくまで造りによる香味の違いを理解してもらうためやき、これが一番分かりやすいがよ。ちなみに出品酒は、以下の通りぜよ。
●土佐司牡丹(普通酒)
●金凰司牡丹(本醸造酒)
●豊麗司牡丹(純米酒)
●船中八策(特別純米酒)
●まちす(吟醸酒)
●美薫(純米吟醸酒)
●華麗司牡丹(純米大吟醸酒)
さらに今回は、特別にこの時季オススメの旬のお酒を特別出品したがやき。
●司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし・純米酒
ひととおり利き酒して、ワシからのコメントが終わりゃあ、お待ちかねの酒肴タイム。今回は、今の時季した食べれん、土佐ならではの秋の味覚「四方竹」とコンニャクの鰹節煮やったがよ。ちなみに「四方竹」たぁ、秋が旬の珍しいタケノコで、断面が円やのうて四角いき、この名があるがやき。最近都会あたりでも人気になって、高級食材になっちゅうがやと。ナチュラルな甘みとコリコリした歯応えの「四方竹」に、鰹節の旨みが加わったこの酒肴は、こりゃどの日本酒を合わいたちバッチリやったがよ。
さて、教室終了時に、お二人の見学者に感想を聞かいてもうたら、お二人とも是非正式に受講したいとのこと。まっことありがとうございますぜよ。これで今期は、新人さん2名を加えた20名の受講生となったがやき。お二人のお隣に座られちょった宮本さんと細川さん、熱心に受講をオススメいただき、感謝感謝ながやき。
その後は、生徒さんの有志で、残りのお酒をぶら下げて、いつもの「花鶴」(高知市本町3-2-45 TEL:088-872-3321)さんで宴会ながよ。途中から、講座の卒業生の「酒商ふるや」古谷の奥さんも加わり、総勢10名での宴席ながぜよ。またまたこの日も、美味しゅう楽しゅう飲み食いさいてもうたがやき。
さて、文化教室「土佐酒道入門」第16期生の皆さん、これから半年間、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社