


9時にゃあ土佐清水市役所に到着し、まずは市役所内に新しゅうできた、土佐清水市地域雇用創造協議会の西宮事務局長さんにご挨拶。西宮さんは、ワシや永田先生たぁ長い付き合いで、西宮農園で、永田農法のミカンやトマトらあを栽培されゆう方ながよ。地域雇用創造推進事業は、厚生労働省が、雇用が落ち込んじゅう地域に対して、直接援助をしてくれるっちゅう新パッケージ事業で、高知県じゃあ土佐清水市を含めて3地域が対象に選ばれ、3年間で1億円ばあの援助が受けられるっちゅうがよ。こりゃ土佐清水市みたいな地域にゃあこぢゃんと大きい援助やき、まっこと、おめでとうございましたぜよ!

その後は市長室にて、西村市長さんらあと面談。ちくと打ち合わせらあをして、土佐清水市社会福祉センター3階会議室に移動。「平成19年度地域雇用創造推進事業・永田農法技術指導講習会・『足摺レッド』栽培講習会」を開催したがよ。

まずは午前10時から11時半までは、販売希望農家の方向けの講習会やったがやき。ちなみに「足摺レッド」たぁ、昨年3人の農家の方を中心に始まった、永田農法で栽培された高糖度の赤タマネギながよ。昨年は、「スイカ並みの甘いタマネギ!」っちゅうてマスコミ報道もされて話題になり、大人気のうちに完売したがやき。ほんで今年は、栽培農家を増やそうっちゅうことで募集したところ、なんと27名の農家の方々が集まってくださったがやき。
最初に西村市長のご挨拶。続いては、永田農法のDVDでタマネギの栽培法を見てもらい、農林業振興課の山本さんから、詳しい説明があったがよ。これがなかなか素晴らしゅうて、ワシもまっこと感動したがやき。「足摺レッドの必須4要件」に始まって、栽培に実際に携わったもんやないと分からんような詳しい内容が、ビッチリやったがぜよ。ちなみに「足摺レッドの必須4要件」は、以下の4つながよ。
●永田農法で栽培されたもん。
●1圃場から抽出した2個以上の中心部の糖度8度以上で、えぐみの少ないもん。
●品種:早生湘南レッド
●生産履歴の提出
続いては、永田先生からの捕捉説明や、ワシからもチクと経緯らあのお話しをさいてもらい、質問タイムらあもあって、11時半にゃあ無事終了。まっこと、来年の5月にゃあ、たくさんのおいしい「足摺レッド」が栽培されそうで、こぢゃんと楽しみながやき。

「お食事処あしずり」(土佐清水市元町3-15



その後は、ワシと秋沢さんは、永田先生らあとチクと別行動ながよ。実はワシゃあ来週も土佐清水ながやき。何の用事か言うたら、ワシが理事長を務めゆう「土佐学協会」の「土佐酒学研究会」の取材ながよ。取材テーマは、『土佐の「おきゃく」(宴会)における酒と食文化に関する比較分析』。10月21日(日)に、土佐清水にて「鹿嶋神社」の秋祭りがあって、そのお祭りの「おきゃく」を取材に来るがやけんど、その取材のための事前調査に行ったっちゅう訳ながよ。土佐清水市役所の植杉さんの叔父さんが、そのお祭りの役員の1人やっちゅうことで、チクとお話しを聞かいてもろうたがやき。カツオの漁獲高日本一に何度も輝いたことがあるっちゅう元漁師の植杉さんの叔父さんは、カツオ漁の世界じゃあ、こぢゃんと有名人ながやと。けんど、こぢゃんと気さくに、いろいろとワシの質問に応えてくださり、帰りにゃあ「これ持っていき!」っちゅうて、何と骨切りしたハモまでいただいてしもうたがやき。植杉さん、まっことありがとうございました。来週の本取材も、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
その後は、「鹿嶋神社」に行って、鳥居やら由来記らあを見て周り、17時半ばあに永田先生らあと合流。「青岬」に向こうたがやき。



ほんで、18時過ぎばあから、ワシと司牡丹の秋沢さんと永田先生、永田農業研究所の今津さん、ヒナタテクノロジー(株)社長の佐藤さんの5名で、「青岬」で夕食を兼ねて飲んだがよ。この日のお刺身は、前日たぁまたうってかわって、ヒラガツオとヨコ、イカらあながやき。これまたおいしゅうてお腹いっぱいになるがやに、さらに植杉さん宅でもうてきたハモ料理が出てきて、おいしいき思わず食べてしもうたけんど、実際は既にお腹はパンパンやったがよ。まっこと、「青岬」の女将さんにゃあ、毎度のことながら、感謝感謝ぜよ!





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