今回の出張の取材テーマは、『土佐の「おきゃく」(宴会)における酒と食文化に関する比較分析』。21日(日)の朝から、土佐清水にて「鹿嶋神社大祭」があって、そのお祭りとそれに付随する「おきゃく」を取材に行ったっちゅう訳ながよ。
さて、途中窪川の「ゆういんぐ四万十」で食事して、宿泊場所の民宿「青岬」(土佐清水市松尾うすばえ1042
TEL:08808-8-1955 http://www.kojyanto.net/aomisaki/)に到着したがは、21時半頃。女将さんが、晩酌のツマミを用意してくれちょったがぜよ。清水サバの〆サバや、ぬくぬくの焼き立てカツオの塩タタキや、新鮮なお刺身らあをいただきもって、「司牡丹〈永田農法〉土佐清水産・風鳴子」(純米吟醸酒)らあをいただきゃあ、会話も益々弾んで、お酒もドンドン進むがよ。
足るばあ飲んで食べて語り合うて、その後屋上に上がりゃあ、そこにゃあ太平洋の波の音と満天の星!その中をいく筋も流れる、目を見張るばあ美しい流れ星にしばし心を奪われたがぜよ!
翌朝は7時から朝食を済ませ、7時50分に「青岬」を出発。「鹿嶋神社」に向こうたがよ。8時15分頃には「鹿嶋公園」の駐車場に到着し、「鹿嶋神社」へ。神社の前にゃあ、由来を書いた看板が張り出されちょったがやき。


「鹿嶋神社御由緒」
鹿嶋神社創立造営は文明年間(西暦1473年)御土御門天皇の御常陸国鹿嶋郡霞浦より、時の豪商鍵屋嘉右衛門と言える者此処に分霊し、勧請せり社殿は浜際に造営せしも宝永4年の大暴風波のため、傾倒して古文書では流失し、社殿を山中に移し、寛延4年(1752年)に改築、成就、享保6年(1722年)瓢箪島の南方に石段を築き足るも明和3年(1767年)御神託に依り是を廃して西方に改築す、現在の石段、即ち是なり、文政8年6月(1826年)国主の命に依りて御在役の出張あり、郷士を集めて瓢箪島の南方に砲台を築き、異国船の防備となし、天保13年5月松平土佐守御巡覧ありて、当社において厳重な祭典を執行し、郷士及び足軽の面々に命じて砲台に拠り優劣の射的をなし、記念として国主依り篇額の寄進あり、鹿嶋大明神篇額及び砲台、火薬庫跡地、鹿嶋神社社業は土佐清水市指定保護文化財
鹿嶋神社 建甕雷男神(たけみかづちのかみ)
香取神社 経津主神(ふつぬしのかみ)
相殿神 塩筒男神
天神 菅原道真公
春祭り 2月第4土曜日(御神幸海上渡御)
夏祭り 7月19日 宵宮祭
秋祭り 10月第3日曜日(御神幸海上渡御)
御神徳(家内安全・海上安全・交通安全)
鹿嶋の岩壁にゃあ、3つの御輿を乗せる漁船が、すでに準備されちょったがやき。漁船を2隻ひっつけたもんやったがやけんど、こりゃ操縦は相当な技術をようするがやないろうかのう!

土佐清水市役所の植杉さんのご案内で、鹿嶋神社の社殿までの階段を上がり、鹿嶋神社保存会の門田会長さんにご挨拶。司牡丹(1.8L×5本)をご寄贈さいていただき、いろいろお話しをうかがわせていただいたがやき。

社殿の中にゃあ、「鹿嶋」「香取」「天神」の3つの御輿があって、この日の8時半から神事が行われるがよ。女性らあが、お神酒とカツオ節を準備。御輿を担ぐ方々やご参加の方々に、まずはお神酒を飲んでいただき、その後はカツオ節を口に含むっちゅう要領ながやき。続いては、社殿の中に入って、扉を閉ざして電気を消し、暗闇の中で謎の神事が行われるがよ!中は絶対に覗いちゃイカンらしゅうて、もちろん取材や写真も不可ながやき。御輿に御神体を移す神事らしいがやけんど、荘厳な雰囲気に包まれた社殿の中からは船唄が響いてきて、こぢゃんと神秘的な気持ちになってくるがぜよ。




その後は、扉が開け放たれて3つの御輿が登場。社殿の前を3回ぐるぐると回って、階段を降りて船に積み込みながよ。3つの御輿を乗せた船は、鹿嶋から向こう岸に渡され、いよいよ御輿行列の準備万端ながやき。鼻高(はなたか=天狗)や子供御輿や巫女さんらあも出て、なかなかお祭りの雰囲気になってきたがぜよ。




神事や巫女さんの舞いや船唄らあが唄われ、いよいよ3つの御輿が街中を練り歩くがやき。御輿行列にワシらあも加わり、後をついて回ったがぜよ。この御輿行列は、なかなか昔ながらの風習を色濃うに残しちょって、御輿の通り道にあたる家にゃあ洗濯物らあを干しちょったらイカンとか、上から御輿を覗いちゃイカンとか、いろいろ決まりがあるがやき。この日も、何度も途中で御輿が止まり、男衆が大声で怒鳴りちらし、慌てて洗濯物を取り込む姿も見られたがよ。昔はまっと強烈やったようで、土足で上がり込んで洗濯物を叩きつけたり、御輿の前に無断駐車しちゅう車に御輿をぶつけたりとか、ケンカもしょっちゅうあったっちゅうきなかなかスゴイがぜよ。




街中をあちこち練り歩き、所々にある休憩所で酒やツマミを食べもって、御輿行列は進んでいくがよ。御輿の掛け声が聞こえてくりゃあ、あちこちの家々から人が出てきて、御輿の下をくぐるっちゅう行事もあるがやき。こぢゃんと縁起がえいがやと。また、4〜5年に1回ばあ回ってくる「当家」(とうや)は、今年は街中の地域。御輿行列のお世話係っちゅうことらしいがやき。「当家」の地区じゃあ、他の地区より派手にお酒やツマミが振る舞われるがぜよ。
予定よりチクと遅れて、お昼過ぎに土佐清水漁協にてお昼休み。ワシらあも漁協の2階でお弁当をご馳走になったがやき。お昼休みが終りゃあ、いよいよ陸上でのクライマックス!船が出る戎地区のお旅所(おたびしょ)に向かい、御輿も一気に走り出すがよ。こりゃまっこと勇壮ながぜよ!




お旅所じゃあ、3台の御輿の前に神棚が飾られ、祝詞らあのご神事が行われ、巫女さんの舞い、船唄の式三番、立ち唄らあが唄われ、いよいよ御輿が再び漁船に積み込まれるがやき。








さあこの後は最大の見せ場、漁船の大パレードが開催されるがぜよ!・・・この続きは、明日のブログにて掲載予定やき、楽しみにしちょってくださいや!
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