2007年10月24日

「土佐学協会」で土佐清水の「鹿嶋神社大祭」取材ぜよ!〈後編〉

 今回は、昨日のブログの続きながよ。ワシが理事長を務めゆう「土佐学協会」の「土佐酒学研究会」の取材で、10月21日〈日〉に開催された土佐清水市の「鹿嶋神社大祭」に行っちょったたがやき。

 さあ、3体の御輿を船に積みこんで、いよいよ祭りのメインイベント、漁船の大パレードの始まりながよ!御輿船が出航すると同時に、あちこちの漁船が一斉に御輿船の後に続きだいて、1隻また1隻と増えていき、いつの間にか30隻ばあの大パレードに!まっこと何でかしらんけんど、その船団の勇壮な姿にゃあ、胸がジーンとくるがぜよ。2007.10.24御輿船準備OK












 同行しちょった協会メンバーの水谷先生と小西先生は、漁船に乗せてもうての取材と写真撮影ながよ。ワシゃあ陸地から写真を撮ったがやけんど、やっぱし遠すぎて、画像に迫力が足らんがやき。2007.10.24漁船のパレード2007.10.24漁船のパレード20007.10.24漁船のパレード3















2007.10.24漁船のパレード42007.10.24鹿嶋到着

 約30隻の漁船のパレードは、土佐清水港を3周回ってラストは鹿嶋へ。御輿船だけを残いて、他の船は帰路についたがやき。ほいたらいきなり、御輿船から数名の若者が海にダイブ!これも祭りの恒例行事やっちゅうがやき、なかなか勇ましいがぜよ。

 その後は、御輿を鹿嶋神社に帰して、「鹿嶋神社大祭」は無事終了したがやき。朝8時半の神事から、御輿が帰る16時頃まで、実に8時間近い長い祭りやったがよ。ワシゃあ御輿を担いだわけでもないに、まっことヘトヘトになっちょったがぜよ。

 続いては、鹿嶋神社保存会の偉い手さんや地区総代や地区長さん、宮司さんらあ20名での「直会(なおらい)」に、ワシらあ3人も参加さいてもうたがやき。こりゃあ偉い手さんしか参加できん正式な「直会」やき、まっこと取材たぁゆうたち、参加さいていただくだけでも、こぢゃんと名誉で、ありがたいことながぜよ!

 さあ、市役所の近くの集会所に18時から皆さんが集まって、「直会」の始まりながよ。この土佐清水「鹿嶋神社大祭」の「直会」の特徴的ながは、高知じゃあ一般的な「皿鉢(さわち)」じゃのうて、お料理を「割篭(わりこ)」っちゅう木製の容器に入れて出すっちゅう点ながやき。その「割篭」を入れちょく箱を見りゃあ、大正15年っちゅうて書いちゅうやいか!こりゃなかなかの年代モンの貴重品ながぜよ!集会所割篭の箱2割篭の箱













 「割篭」に入れるお料理も昔っから決まりがあるっちゅうがやき。そりゃあ刺身と寿司しか入れられんっちゅうがよ。刺身もカツオのタタキらあは入れんらしゅうて、とにかく刺身と寿司以外は何ちゃあ入れられんっちゅうがぜよ。割篭割篭・刺身割篭・寿司













 まずは鹿嶋神社保存会の門田会長のご挨拶。続いては鹿嶋神社宮司さんのご挨拶。ほんで、太鼓の音に合わいて、みんなあで「清水船唄・式三番」を唄うがよ。あらかじめ決められちゅう3人の「親」が、順番に唄の1番から3番までを交代で唄い、その他全員の「子」は掛け声を唄うっちゅう形式ながぜよ。


清水船唄 式三番

【一】
親 やとう めでたいなー ごよは
子 ヨーソコジヤ
親 あーめでとう あいのえ いさ あれはいか
子 アーメデタイナー エーサカエ
親 えーのーえ
子 アーイ ノーエ

【二】
やとうーめでたいこの船は
ヨーソコジャ
えーい 住吉さまの ごせき船
エーターヨリ タマエ
えーい かーあーみよのーえ
エー船ーエーノ コトナレ
おもう みなとーに はーやーつーいたーうれし
アーメデトウ アーイ ノーエーイサーアレハイカ
あーめでたいなー えー さかえ
エーノー エ
アーイ ノーエ

【三】
やとーめでーたい 春あーけーて
ヨーソコジャ
えーい さーらりーとーみゆる若えびす
大黒サマモ コーレニーイマスー ウレシ
あーめーでとう あいのえーいさーあれはいか
アーイメデタイナー エーサカエ
えーのーえ
アーイノーエ


 ちくとうつむきかげんで唄う、みょうに哀愁を帯びた船唄の野太い声と太鼓の音は、胸にズシンと響いてくるがやき。特に二番の親を担当されちょった、現役時代は日本一のカツオ漁師やったっちゅう植杉さんの唄声は、まっことズッシリ響いてきて、感動的やったがぜよ。直会宮司さんご挨拶太鼓で船唄














植杉さん船唄太鼓と司牡丹2007.10.24乾杯















2次会

 続いてはみんなあで乾杯ながよ。ワシが奉納さいてもうた司牡丹のお燗酒で乾杯して、正式な「直会」は終了。そのまんま無礼講の「饗宴」に移行するがやき。元高知県立歴史民俗資料館館長の坂本先生がおっしゃられよった通り、高知の「直会」はこぢゃんと短うて、すんぐに無礼講の「饗宴」に移るっちゅうことながよ。船唄が10分近うあったにもかかわらず、「直会」の部分は15分で終了やったがぜよ。

 その後は、ワシゃあ今回の取材にこぢゃんとご丁寧にお世話してくださった皆さん全員に、感謝の気持ちをこめて、杯と司牡丹を持って献杯して回らいてもうたがやき。皆さんこぢゃんと気持ちのえい笑顔で、クイクイとお酒をあおるがよ。ビールらあは一切なしの、昔ながらの日本酒だっけの宴席やに、まっこと清々しいばあ心地えいがぜよ!

 20人ばあの宴席やに、ワシが持って来ちょった1升瓶5本は、1時間もせんうちにカラになってしもうちょったがやき。まっこと皆さんの飲みっぷりは、こぢゃんと爽やかで気持ちがえいがぜよ!

 19時半ばあにゃあ、「饗宴」も終了。そのまんま皆さんに引きずられるように、ワシらあ3人も2次会のカラオケスナック「波」へ。サスガは漁師町・土佐清水らしいネーミングのスナックながよ。ここでも皆さんと一緒に大盛り上がり!ワシらあも気持ちようなって、調子にのって八代亜紀の「船唄」らあを唄うてしもうたがやき。まっこと、今考えりゃあ赤面モンながぜよ!

 21時頃にゃあ代行運転のタクシーを呼んで、皆さんにお別れのご挨拶をして、一足お先にワシらあ3人は失礼さいてもうて、民宿「青岬」へ。ここでも女将さん手作りのお料理をサカナに、またまた飲んでしもうたがやき。こりゃまっこと、ベロベロに飲み過ぎてしもうたがぜよ。けんと、こぢゃんと爽やかで、心地よかったがやき。

 この度のワシらあの取材にご協力いただきました土佐清水の皆さん、まっことありがとうございました!心から感謝申し上げますぜよ!







土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



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