11月16日(金)は、「日本八壺会」(にほんはっこかい)の有終の美を飾る感謝の宴やったがぜよ。
ちなみに「日本八壺会」っちゅうたら、マーケティングの第一人者、水口健次先生(http://www.sdinst.co.jp/)が顧問を務める、日本酒蔵元12社の勉強会組織ながよ。ほんで、この会を結成された「小鼓」西山酒造の西山会長さんが、自社にて社長を息子さんに譲られて会長になられたことや、12年間やってきての小休止っちゅうことらあで、「日本八壺会」っちゅう組織としちゃあ、今回で終了することになったっちゅう訳ながやき。これまでに講師としてお招きした、各界の第一線でご活躍されゆう方々をご招待して「感謝の宴」を催し、華々しゅう有終の美を飾ろうっちゅうんが、いかにも西山会長らしいがぜよ。
会場は、かの「小笠原伯爵邸」(新宿区河田町10-10 TEL:03-3359-5830 http://www.ogasawaratei.com)ながよ。小笠原伯爵家第30代当主・小笠原長幹伯爵の本邸として、江戸時代から続くこの敷地に、当時としちゃあこぢゃんと珍しいスパニッシュ様式を取り入れて建築されたがが昭和2年(1927年)。その当時の趣を残したまんま2002年にスペイン料理レストランとして甦ったっちゅうお店ながぜよ。そんなお店を丸ごと貸し切りにするっちゅうがやき、シチュエーションとしちゃあ、まさに有終の美を飾るにふさわしいっちゅうもんながよ!
まずは16時に、蔵元12名と水口先生、事務局担当の澤田さんが集合。打ち合わせらあを済まいて、17時から受付開始ながよ。ちなみに今回の司会進行はワシが担当。いろいろ催しがあるき、ワシゃあゆっくり飲み食いできそうにゃあないがやき。
さて17時頃から、ぼちぼちお客様がご来場。まずはウエルカムドリンクとして「澤乃井・蒼天」(純米吟醸生酒)と「小鼓・泡梅」(発泡性梅酒)の2つとスナック2種類がサービスされ、立食にてしばしご歓談タイムながよ。
約40名のお客様がほぼご来場になった17時40分、テーブル席に皆様をご案内し、いよいよ「感謝の宴」がスタートながやき。まずはウエルカムドリンク2つの説明を「澤乃井」小澤社長と「小鼓」西山会長にお話しいただき、引き続き「日本八壺会」西山会長のご挨拶。続いてはお客様を代表して、小学舘ネットメディアセンター執行役員・ゼネラルマネージャー岩本敏様に乾杯のご挨拶を賜り、「天寿・純米大吟醸酒」で乾杯ながぜよ。
乾杯酒に合わせるアペリティーボが出され、「天寿」大井社長のご説明。ほんで、ごゆっくりご歓談タイムながよ。その後も、お料理に合わいて出されるお酒の説明をそれぞれの蔵元がしもって、和やかに宴席は進んでいくがやき。ちなみに今回のコースメニューは、以下の通りぜよ。
●スナック
★「小鼓・泡梅」(発泡性梅酒)
★「澤乃井・蒼天」(純米吟醸生酒)
●アペリティーボ
★「天寿」(純米大吟醸酒)
●冷菜:オマール海老とマリネしたサーモン、柿とフェンネルのサラダ オシェトラキャビア添え
★「満寿泉・スペシャル2002」(純米大吟醸酒)
「満寿泉」の桝田社長がお酒について説明。
●温菜:茜地鶏、スペイン産パンセタと野菜のカネロン セップ茸のベシャメル
★「桝一」(スクェア・ワン)
「桝一」の市村社長とセーラ・マリ・カミングスさんが、お酒について説明。
●スープ:タイムのスープ
★「千代の園」(大古酒)
「千代の園」の本田社長がお酒について説明。
●お魚:鮟鱇と赤海老のプランチャ 温かくマリネしたアンキモのミクイと煮キャベツ
★「浦霞・禅」(純米吟醸酒)
★「永田農法〈窪川・山田錦〉司牡丹」(純米吟醸原酒)
「浦霞」の佐浦社長と「司牡丹」のワシが、お酒について説明。
●お肉:鴨もも肉のコンフィとフォアグラのソテー 25年熟成シェリービネガーのソース
★「大七・CLASSIC」(きもと純米酒)
★「真澄・七號」(山廃純米大吟醸酒)
「大七」の太田社長と「真澄」の宮坂社長が、お酒について説明。
●デザート:ピンチョススタイル
★「窓乃梅・大地と水と太陽と」(純米吟醸酒)
★「白扇・福来純」(古々味醂)
とにかく、おいしいスペイン料理のフルコースと各社のお酒がそれぞれにマッチして、皆さんこぢゃんと和気あいあいと会話も弾むがよ。食事の合間に、各テーブルのお客様同士もご挨拶したりお話しが盛り上がったりと、なかなかえい雰囲気で進んでいくがやき。滅多なことじゃあお酒を誉めん、横浜の有名酒販店「君嶋屋」の君嶋さんが、ウチの「永田農法」のお酒を大絶賛してくださったもんやき、君嶋さんに永田農法の永田照喜治先生をご紹介さいていただいたがよ。君嶋さんにゃあこぢゃんと悦んでいただけたがやき。
お肉料理が終わって、ラストのデザートは、皆様にテーブル席を立っていただき、お部屋を変えてのサービスながよ。ズラリと並んだピンチョススタイルのデザートを、「窓乃梅・大地と水と太陽と」(純米吟醸酒)と「白扇・福来純」(古々味醂)でいただくがやき。とにかくトロットロに甘い味醂の古々酒が、こぢゃんとインパクトがあって、凄かったがよ。ピアノの生演奏の演出もあって、いよいよ盛り上がりもピークに達するっちゅうもんながぜよ。
デザートをいただきもって、再びワシの司会進行でお楽しみ抽選会。12社の蔵元各社が、各地域のうまいもんとお酒のセットを後日送付するっちゅうスペシャルな賞品が当たる抽選会なもんやき、こりゃイヤでも盛り上がるがぜよ。
抽選会も終了し、「日本八壺会」の今後のひとつとして、「旬どき・うまいもの自慢会」(http://umaimonojiman.jp/)のご紹介を司会のワシからさいていたたき、20時過ぎにゃあいよいよ閉会のご挨拶。顧問の水口健次先生から、ワシらあ12の蔵元と日本酒に対する、熱いエールのご挨拶を賜り、約3時間の「日本八壺会・感謝の集い」は、無事お開きとなったがやき。
ご多忙の中ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございました。また「小笠原伯爵邸」の皆様、おいしいお料理と素敵な演出を、ありがとうございました。そして西山会長をはじめとする「日本八壺会」の蔵元の皆様、長い間こぢゃんとお世話になりました。感謝感謝ながやき。そして最後に、長いこと顧問と事務局をご担当いただき、何かとこぢゃんとご指導いただきました(株)戦略デザイン研究所の水口健次先生と澤田房子さんに、心から厚く御礼と感謝を申し上げますぜよ!まっこと、ありがとうございました〜!!「日本八壺会」はこれにて終了するけんど、また「旬どき・うまいもの自慢会」(http://umaimonojiman.jp/)の方にて、今後ともよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社