昨日は、久々に酒造りの具合を見に酒蔵に行ったがやき。例年やとこの時期になりゃあ、もうちっと度々酒造りの様子を見に行くがやけんど、今年は例年以上に県外出張が続いちょったりで、まだ数えるばあしか見に行けてなかったがやき。
ウチの浅野杜氏に、今年の酒造り状況について確認し、まずは一般の仕込み室へ。ちょうど「司牡丹・年末最終しぼり・元旦を祝う酒」のモロミが、あと数日で搾られるばあになっちょったがよ。そのモロミを口に含みゃあ、まだアルコール分は足りんけんど、ピチピチと口中で弾けもって、まっことまろやかに、こぢゃんとキレイに発酵しちょって、見事な美酒の片鱗を見せつけてくれ、嬉しゅうなってきたがぜよ。「元旦を祝う酒」をご注文いただいちゅう皆さん、こぢゃんと楽しみにお待ちくださいや!
続いては、中吟・大吟醸の仕込み室へ。こちらでも、まもなく搾られる予定の精米歩合45%の純米大吟醸のモロミが、見事なデリシャスリンゴのごとき芳香を放ち、美しゅう発酵中。そのモロミを口に含みゃあ、まさに芳醇!口いっぱいに豊かな芳香となめらかな旨味が広がり、フレッシュな炭酸が弾け、まっことおかわりを頼みとうなるばあ幸せな気持ちになるがぜよ。
続いては、永田農法の佐川・山田錦と窪川・山田錦の精米歩合55%の純米吟醸酒のモロミ。どちらも、しっとりと華やかで、落ち着いた香り。生命力あふれる力強さでしっかりした旨みが口中で見事に膨らんで、ああ、癒されるっちゅう感じ。凛とした一本筋の通った美酒が、来年にゃあ誕生しそうで楽しみながやき。
お次は、3年目の「土佐宇宙酒」のモロミ。まだ9日目ばあやき、まだまだ酒になっちゃあせざったけんど、既にこぢゃんと高い芳香を放ち、大宇宙を感じさせる豊かな味わいが、ピチピチしたフレッシュ感とともに口いっぱいに広がっていくがぜよ。
いま販売されゆう平成18酒造年度の酒は、普通酒から本醸造、純米、吟醸、大吟醸酒まで、いずれも全国各地のお客様からこぢゃんと高い評価をいただき、絶賛されゆうけんど、平成19酒造年度も、こぢゃんとえい酒ができゆうがやき。皆さん、楽しみにお待ちくださいや。来年の司牡丹も、どれを飲んだちハズレはのうて、「まっことウマイ!」と言うていただけることは、ワシが保証しますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社