「忙しいだっけじゃあ不十分ながよ。アリやち忙しいがやき。問題は、何をしよって忙しいかっちゅうことながぜよ。」(ヘンリー・デイビッド・ソロー)
12月は師走っちゅうばあのこたぁあって、何でか知らん、みんなあ何かと忙しいもんながやき。コマゴマした仕事が次から次に目の前にたまってたまって、何から手をつけたらえいか分からんなってしもうて、結局ただただ何とのうバタバタと忙しゅうに働きゆうだっけらあて感じやないろうか。
「忙しいだっけやったらアリやち忙しい」っちゅうんは、確かにその通りで、何をしよって忙しいかをチクと考えてみにゃあイカンがよ。意外と、「忙しい!忙しい!」言いゆう時にかぎって、「緊急」でもない、そんなに「重要」でもない仕事を、惰性でダラダラとこなしよったりするもんながやき。
まずは仕事を「緊急度」と「重要度」で4つの象限に分けて、一番最初に自分がやるべきことは、「緊急で重要な仕事」ながよ。まずはとにかく、他の仕事のこたぁ一切考えんと、それだっけに集中せにゃあイカンがやき。ほんで次に、「緊急やけんど重要度が低い仕事」は、誰かにまかせれんかとか、簡素化できんかとか、やらんですみゃあせんかとかを考えてから、手をつけにゃあイカンがよ。ほんで次は、「緊急度は低いけんど重要な仕事」に、集中してとりかかる。最後は「緊急度も低うて重要度も低い仕事」は、誰かにまかせれんか、簡素化できんか、やらんですみゃあせんかとかを考えて、できるだけ自分の時間を取られんようにせにゃあイカンがぜよ。
膨大に見える仕事の山やち分解して、前記のように分類して、一つ一つの仕事として集中して片付けていきゃあ、思うたほどにゃあ膨大やなかったり、意外とすんぐに片付いたりするもんながぜよ。
偉そうに書いたけんど、これが実際に実践できるかどうかが、なかなか難しいがやけんどのう!