今回は、まずは今月のこれまでのブログで、ちくとご紹介できんかったこぼれ話をご紹介しますぜよ。
まずは1月13日の休日、安芸の方まで行ったがよ。昼食は国道55号線沿いにある讃岐うどんの人気店「いおき家」(安芸市伊尾木60-1 TEL:0887-35-5825)へ。14時過ぎちょったき、並ばんとすぐに食べれたき、ラッキーやったがよ。こしのある讃岐うどんが、こぢゃんとおいしかったがぜよ。
その後は、こちらも国道55線沿いで、ちくと「いおき家」から高知市方面にもんたくにある、超オススメの隠れ家的なお店「ロックグリーンカフェ」(安芸市赤野甲660-1 TEL:0887-34-3185)へ。太平洋にせり出すような崖っぷちにあって、周囲が生い茂る林に覆われちゅうき、ちくと通りすがりに見つけるがは難しそうなお店ながよ。けんど、このお店から眺める太平洋の素晴らしさ、独特の雰囲気、カプチーノのおいしさは、まっこと何ものにも変え難い魅力ながやき。ちなみにカプチーノに描かれちゅう絵も、こぢゃんとカワイイと思わんかよ?とにかく、多分来店された方はみんなあいっぺんでこのお店のファンになるがやないろうか。まあ見てちや。デッキから眺める夕暮れの太平洋の素晴らしさ!時間を忘れて、あっという間に1時間2時間経ってしまいそうな、癒しの空間ながぜよ。
続いてのこぼれ話は、15日の「37の会」(「1月16日」のブログ参照)にて、ヨシちゃんから聞いた超オススメのお店の話。話を聞いて、こりゃワシも絶対今度行かにゃあイカンと決めたお店ながよ。
そのお店は、「畑山温泉 憩の家」(TEL:0887-34-8141 http://hatayamamura.jp/onsen/index.htm)。温泉もあって宿泊も可能やけんど、とにかく土佐ジロー(地鶏)料理がどれも絶品で格安で、これを食べに行くだっけでも、狭い山道を訪ねるばあの価値があると、食通のヨシちゃんが言うがやき。土佐ジローの刺身、たたき、ジロー鍋、炭火焼き、そして土佐ジローの親子丼と、どれもこぢゃんとおいしかったがやと。こりゃまっこと、絶対に行かにゃあのう!
お次は昨日の1月17日、「ジオパーク」調査団のご一行様が、司牡丹に酒蔵見学に来られたがぜよ。昨日の高知新聞朝刊に「地質観光 室戸は高評価」っちゅう記事が掲載されちょったけんど、そのおんなじ方々が佐川にも訪問されたっちゅうことながよ。
ちなみに「ジオパーク」っちゅうんは、地質遺産と呼ばれる、科学的に貴重な地質資源らあを保全し、地域振興らあに生かすがを目的に、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が提唱しゆう一種の自然公園ながよ。その支援を受けて「世界ジオパークネットワーク」(事務局・パリ)が認証しゆうがやと。現在、ヨーロッパらあで51ヶ所が認証されちゅうらしいがやけんど、日本国内じゃあ、まだどこっちゃあ認証されてないがやき。
ほんで、調査主体の四国運輸局が、地質資源を生かした観光振興を検討するため、「室戸岬周辺」と「仁淀川流域」の二地区をモデル地域調査地区に選定。「ジオパーク」認証実現の可能性についても探ろうっちゅうことで、専門家らあを招いて現地調査を企画したがよ。調査団一行のメンバーは、ユネスコシニアアドバイザーのウォルフガング・エダー氏や産業技術総合研究所の地質情報研究部門主任研究員の渡辺真人氏らあ約10人で、この日、越知町の「横倉山自然の森博物館」や佐川町の「佐川地質館」らあを回って、佐川町長さんらあと一緒に司牡丹を訪ねてこられたっちゅう訳ながぜよ。
あんまり時間もないっちゅうことで、慌ただしゅうご挨拶して、まずは簡単に司牡丹の歴史らあをご説明。その後は約170年ばあ前の江戸時代末期建造の白壁の貯蔵蔵をご案内して、モロミ発酵室へ。ブクブクと泡をたてて発酵しゆうモロミを覗いて、エダーさんらあは感動されちょったがやき。締め括りは、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて利き酒。何種類かの司牡丹を利き酒してもうたがやけんど、ラストに出させてもうた「司牡丹・深尾」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)に、皆さん感嘆の声を漏らされよったがぜよ。
しかし、もし佐川町を含む「仁淀川流域」が「ジオパーク」に国際認証されりゃあ、こりゃなかなかスゴイことながやき。世界的に知名度が高まることになり、新たな観光資源として地域振興にも活かされるがよ。四国運輸局さんとしても、観光客の視点にたった新たな「ジオツーリズム」を構築するらあの、新しい観光形態のあり方らあも調査目的のひとつやっちゅうがやき。こりゃまっこと今後が楽しみながぜよ。
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司牡丹酒造株式会社