このイベントは、高知市内の若手飲食店の大将らあを中心にした様々なジャンルの16店のメンバーらあが集まって、はりまや橋商店街のアーケードを1つのお店に見立て、一夜限りの食の饗宴を実現させるっちゅう、前代未聞の凄いイベントながよ。
その中心となっちゅう、個性豊かな16店のメンバーをご紹介すりゃあ、以下の通りながやき。
●「十一屋」八松右一 ●「二十一亭」奥田皐師 ●「寿し柳」浜口幸也 ●「座くろ」黒岩秀輝 ●「司牡丹」竹村昭彦 ●「高陣」西川正章 ●「伊太利亭」森本千景 ●「利他食堂」西村嘉禮 ●「中村食鳥」中村憲一 ●「STAND醸」森吉伸 ●「ちゃのま」川野邉良太 ●「土佐御苑」渡邉晋一 ●「トラットリアノストラーレ」三浦敦司 ●「Anna Bar」かな ●「三膳酒場」濱川信平 ●「Liaison」ヒカル
和食あり、イタリアンあり、居酒屋あり、バーあり、鳥肉屋あり、日本酒蔵元ありっちゅう、まさに夢のようなコラボレーションながぜよ!しかも、使用される食材は高知県産にこだわり、お客さんの目の前で豪快に調理され、その場で様々なジャンルの味がいっぺんに楽しめるっちゅうくらあがウリながよ。
ちなみにワシが担当する日本酒コーナーの出品酒は、以下の6アイテムながやき。今回のイベントは、フードもドリンクも全て1品500円っちゅうことになっちゅうき、普通酒から大吟醸10年古酒まで、全部1品500円っちゅう面白いメニューながよ。当然容量が違うちょって、普通酒は360ミリやけんど、古酒は30ミリながぜよ。


〈冷酒〉
●「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」(薄にごり純米酒):180ml
●「船中八策」(超辛口・特別純米酒):180ml
〈湯煎燗酒〉
●「かまわぬ」(山廃仕込純米酒):180ml
●「土佐司牡丹」(糖類無添加・普通酒):360ml
〈プレミアム・サケ〉
●「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸酒」(純米大吟醸原酒):60ml
●「源十(げんじゅう)」(秘蔵10年以上大古酒・純米大吟醸原酒):30ml
さて、まずは当日の15時過ぎばあに、司牡丹高知支店に寄って、搬入の荷物らあを準備。16時前にゃあ会場のはりまや橋商店街に行って、日本酒コーナーの設営や準備をしたがぜよ。商店街街のアーケード内にゃあ、テーブルと椅子がズラリと並び、約200席ばあが用意されたがよ。
ほいたら途中から、無情にも雨が降りだいたがやき。日曜の夜に雨天じゃあ、こりゃ来店客数はあんまり期待できんかもしれんがぜよ。・・・と、思いよったら、あれよあれよっちゅう間に人が増えてきて、オープン時間の18時にゃあ、既にかなりの人出。それからちょっと経ちゃあ、ナント200席が満席やいかっ!いきなりの満員御礼に、ワシらあも厨房もホールスタッフも、大混乱ながよ!



しかも、電気を使い過ぎてブレイカーが落ちたかしらん、厨房の電気が消えたり、湯煎酒燗器の電気が入らんでひとっつも温まらんかったりと、パニックながよ!お燗をくれっちゅうお客さんが殺到しゆうに、こりゃエライこっちゃっちゅうことで、他の電源を探してもうて何とか見つけて、やっとお燗がつきだいた頃にゃあ、既にスタートから1時間近うが経過してしもうちょったがやき。



23時を過ぎてアーケードの電気がチクと暗うなったあたりから、やっとお客さんも減りはじめ、ゆっくりサービスできるようになったがやき。ほいたらすぐに閉店時間の24時。まだ一部に盛り上がりゆうお客さんもおったけんど、閉店のご挨拶をして、みんなあで後片付けながよ。結局、最終的にゃあ400〜500名ばあのお客さんに来ていただいたがやないろかのう。
厨房スタッフも、ホールスタッフも、ドリンク担当のスタッフも、みんなあ休憩するヒマものうて疲労の極致やろうに、やりきったっちゅう満足感で、こぢゃんとえい笑顔やったがやき。皆さん、まっことお疲れ様でした。これほどのイベントにワシも参加さいてもうて、感謝感謝ながやき。




ご参加いただいた沢山のお客さんにも、心から厚う御礼申し上げます。また、せっかくご来場いただいたに、お料理やお燗酒が遅かったり、忘れられちょったり、お席がのうて座れざったりと、いろいろご迷惑をおかけしたお客さんにゃあ、心からお詫び申し上げますぜよ。まっこと申し訳ございませんでした。

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司牡丹酒造株式会社