3月22日(土)と23日(日)の2日間は、東京は渋谷のNHK放送センターと代々木公園並木通りにて、「ふるさとの食 にっぽんの食」全国フェスティバル(http://www.nhk.or.jp/shokuryo/)が開催され、その「どーもくん市場」の高知県ブースに、高知県酒造組合として出展し、発売解禁したての「土佐宇宙酒」を試飲販売してきたがぜよ。前日の3月21日が「3、2、1、発射!」っちゅうことで「土佐宇宙酒」の発売解禁日やったき、解禁イベントとして、3年目を迎える宇宙酒のPRに、みんなあで参加したっちゅう訳ながよ。
開催時間は両日とも午前10時から午後4時まで。まずは初日、10時ちくと前ばあに6名のメンバーが集まったがよ。今回の参加メンバーは、「司牡丹」のワシと、「土佐鶴」「松翁」「瀧嵐」「無手無冠」の5蔵と事務局の秋久さんの6名。秋久さんが、前日から東京入りして会場設営をしてくれちょったき、すんぐに試飲販売が開始できたがぜよ。
この日はこぢゃんと天気も良うて、会場はオープン前から上々の人出。土曜の朝からお酒の試飲はちくと難しかったけんど、お昼前ばあからボチボチ試飲をしてくれる人も出はじめて、ちくと人が集まったら、それを見た人がまた集まって、時々お客さんが殺到するようになったがぜよ!
そうは言うたち、一回人がはけたら、また集まらんなったりするき、こりゃやっぱし客引きをせにゃイカンっちゅうことで、「世界初!土佐宇宙酒」っちゅうノボリ旗を持って、ワシが久々に客引きをやったがやき。最初は、「世界初!宇宙酒!」っちゅうて声を出しよったがやけんど、言葉として聞いた場合、「宇宙酒(うちゅうしゅ)」っちゅう言葉じゃあ意味が分からんき、反応が良うないことを発見。いろんなパターンで呼び込みトークを試してみた結果、最終的に一番反応を得られお客さんが集まるトークは、以下の通りやったがぜよ。
「世界で初めて商品化に成功しました!宇宙のお酒!」
「滅多に飲めない貴重なお酒を、ただ今無料でお飲みいただけます!」
「昨日発売されたばかりの新酒です!」
この言葉を聞いた人は、かなりの確率ですぐに試飲に来てくれたり、「宇宙のお酒って何?」と訊いてきてくれたりするがやき。とにかく、宇宙酒の説明を聞いた人の反応はこぢゃんと良うて、たいていバカウケ!「宇宙を旅した酵母で仕込んだらどうなるの?」っちゅう質問にゃあ、「ロマンが加わります!」と堂々と断言!さらに「こんなバカなことをするのは高知県人ぐらいです!」っちゅうトークも爆笑もんながよ。また、「昨日の3月21日に『3、2、1、発射!』で発売解禁されました!」っちゅうトークにゃあ、試飲のお酒を吹き出した方までおったがぜよ。
ちなみにこの日は、NHK総合テレビにて、特集番組「ふるさとの食 にっぽんの食」(3月22日12:15〜12:43・13:50〜14:43)の撮影が、生放送で行われよったがやき。宇宙酒のノボリ旗を振り回して呼び込みしゆうワシが、チラッと映っちゃあせんろうか?
そんなこんなで、宇宙酒は予想以上に好評で、結構販売できたがやき。午後にゃあ太陽光がお酒に当たりだいたもんやき、しゃあなしにノボリ旗を日除け代わりにブースに取り付けたら、逆に目立ったかしらん、反応が良うなったりもしたがぜよ。面白いもんじゃのう。
16時過ぎにゃあ、初日の試飲販売は好評のうちに無事終了。後片付けを終えて、飲みに行くかと思いよったら、みんなあ用事があるようやったき、ワシゃあご近所の「酒菜亭」(渋谷区道玄坂2-23-15小池ビル4F TEL:03-3780-1313 http://www.sakanatei.net)さんへ。ほいたら珍しゅう、正子ママさんが早い時間からおられたがよ。何でかゆうたら、なんとこの日は19時から、岐阜の「久寿玉」、平瀬酒造さんの楽しむ会やって、その準備中やっちゅうがやき。
会が始まるまでの間、お店の片隅で晩ご飯代わりに酒と肴でちくと一杯やらいてもうたがよ。お酒は、もちろん司牡丹。正子ママさんも参加された、「司牡丹・酒蔵見学会」(「2月14日」と「2月15日」のブログ参照。)にて記念に仕込まれた純米吟醸酒を飲まいてもうたがやき。自分でゆうがも何やけんど、こりゃまっことウマかったぜよ!
ワシがえい気持ちで飲みゆう間に、お手伝いの方々や平瀬くんご夫妻らあも来店。皆さん、いきなりワシがおるきビックリしちょったがやき。ちなみに「酒菜亭」さんで開催されるお酒の会は、「ま〜ママの呑ミュニケーション倶楽部」(http://www.saebaradio.com/sakana/)っちゅうウェブラジオにて、録音放送されるがやき。確か一番最初の頃の放送が、ワシんくやなかっつろうか。ほんで、そのホームページのトップページに、怪しい網タイツの画像があったき、ありゃなんやっちゅうて正子ママさんに訊きよったら、ちょうどその網タイツのご本人、声優の鈴木茉莉子さんが来られ、またまた自慢の網タイツをご披露して写真撮影!なんや、会が始まる前から、ミョーな盛り上がりを見せはじめたがやき。ワシのせいかよ?
19時近うなった頃、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の飯田社長さんも来られ、ご挨拶して、ワシゃあ早々に退散。帰りに近くの「ドンキホーテ」にちくと寄り道して、宿泊ホテルに戻ったがやき。
さて2日目の23日も、朝10時前に会場の代々木公園並木通りに集合。この日は「土佐鶴」さんが抜けて、5名のスタッフでの試飲販売ながよ。実は前日「ドンキホーテ」に寄ったがは、この日の宇宙酒PRのための被り物を物色するためやったがやき。ワシも年やき、2日目も声をはりあげて客引きするがはシンドイきに、目立つ被り物で客引きしょうっちゅう魂胆ながよ。ホンマは宇宙人の被り物か、宇宙飛行士の被り物でもありゃあと思うたがやけんど、ウルトラマンとお花見用の被り物を買うてきたがぜよ。ウルトラマンも一応宇宙人やきのう!
さて、ウルトラマンとお花見の被り物をムリヤリ着せられたカワイソウなスタッフのお陰で、この日の試飲販売も大好評。お昼過ぎにゃあ、試飲分のお酒がのうなってしもうたばあながよ。「滅多に飲めない、ウルトラマンが注ぐ宇宙の酒!」っちゅうトークも、なかなか面白かったがぜよ。
試飲分のお酒がのうなった途端、客足もバッタリ止まってしもうたき、こりゃイカンっちゅうことで、ワシの客引きの再開!今度は試飲がないき、また新たなトークを考えにゃあイカンがよ。
「世界で初めて商品化に成功しました!宇宙のお酒!」
「滅多に飲めない貴重な宇宙のお酒の秘密を知りたい方は、どうぞこちらのブースへ!」
こんなトークでお客さんを誘いこんで、ブースのスタッフが説明したり、パンフレットを配ったりして、何とか客引きに成功したがぜよ。やりようによっちゃあ試飲がのうたち、何とかなるもんながやのう。
結局2日間で、司牡丹は完売。全体でも120本以上の宇宙酒を販売することができたようながやき。それより何より、こぢゃんと沢山の方々に「土佐宇宙酒」の存在を知っていただくことができたき、それが一番良かったがよ。秋久さん、ご参加いただいた蔵元の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社