「流行は見るに堪えれんばあ醜い外貌をしちゅうき、六ヶ月ごっとに変えにゃあならんがぜよ。」(オスカー・ワイルド)
世の中にゃあ、様々な流行があって、ビジネスをしよりゃあ、それらあを全く無視する訳にもイカンがよ。やっぱしある程度は、その時々のトレンドや時流っちゅうもんを念頭に置いて、その上で、ほいたら今の自分のビジネスをどう展開するかを考えていくべきながやき。
けんど、同時に今回の「言の葉」も、念頭に置いちょくべきながぜよ。最先端の流行ゆうたらカッコよう見えるかもしれんけんど、実はそりゃあ見るに堪えれんばあ醜い外貌をしちゅうきこそ、六ヶ月ごっとに変えにゃあならんがやと気づいた瞬間から、流行に流されることのう、うまいこと対応することができるようになるがやないろうか。
けんど、さらにその次の段階、「不易流行」を理解する段階があると思うがやき。松尾芭蕉さんの言う「不易流行」たぁ、どんなに世の中が変わったち絶対変わらんもん(=不易)と、社会や状況らあの変化によってドンドン変わっていくもん(=流行)は、実はその根本は一つやっちゅうことながぜよ。
世の中のあらゆる物事が、そん時々の「流行」によって発展、進歩してきたっちゅう面があるがよ。ほんで先人達は、そんな「流行」の中から不変の真理である「不易」を抽出してきたっちゅうことながやき。「不易」は「流行」の中にあって、実は「流行」が「不易」を生み出すっちゅうことながぜよ。
ここまでを念頭に置いちょきゃあ、「流行」を変に避けることものう、また「流行」に流されることものう、何をやりよったち、不変の真理である「不易」を意識できるようになるがやないろかのう。