まず1冊目は、
「読んでからじっくり味わう日本酒の風味」(尾形忠義 著 かや書房 2000円+税)。こちらの書籍の著者尾形忠義さんは、日本酒業界じゃあ知らん人はおらんばあ有名な日本酒ツウの、毎日新聞社の記者さんやった方ながよ。20年以上前から休日をフルに使われ、巡った酒蔵は400蔵以上やっちゅうきスゴイがやき。その豊富な知識と高い利き酒能力、的確な表現力は、ワシが初めて出会うた15年ばあ前の現役記者さんやった時代から、そのへんの酒のプロも裸足で逃げ出すばあの方やったがよ。ほんじゃき、既に何冊も日本酒本を出されちゅうかと思うちょったら、どうやら今回の書籍が初めての出版らしゅうて、ビックリしたがぜよ。満を持しての本命登場っちゅう感じながやき。
ほんじゃきこの書籍は、内容の深さは天下一品!ワシらあプロが読んだち、「ナルホド!そうやったがか!」っちゅう部分も1つや2つやないがよ。相当つっこんだマニアックな部分まで執筆されちゅうに、その見事な表現力の賜物か、シロウトの方が読んだちスッと理解できるばあ、こぢゃんと分かりやすう、懇切丁寧に解説してくださっちゅうがやき。こりゃ日本酒初心者やったら、これ1冊ありゃあもう他の日本酒本はいらんばあで、日本酒ツウやプロの方やったち、常に座右に置いちょきたい参考書になるがぜよ。
ほいたら、その目次のタイトルを以下に挙げさいていただきますきに、内容についてをご推察くださいや。
第一章 日本酒の悪しき印象
●なぜ飲まれない
●流通の責任
●最も飲まれる酒
第二章 「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」
●日本酒の原型
●軽さを求めて
●もとは二級酒
●時が造る酒
第三章 水・米・精米・麹・酵母・仕込み
●酒は水で決まる?
●コメは重要な原材料
●味を左右する精米
●コメだからこそ麹菌
●神秘の微生物
●大切な最終段階
第四章 もとが育てる日本酒のうま味
●日本酒の原点
●日本酒のうまさ
●香りはほどほどに
第五章 杜氏と日本の酒文化
●酒文化の担い手
●消えていく伝統
●今に生きる古代酒
●求められる酒道
第六章 知って飲む健康にいい酒
●ジャパニーズ、パラドックス
第七章 利き酒、飲み会にも参加
●日本酒の会
●蔵回りのきっかけ
ちなみに、もちろん司牡丹酒造も、土佐宇宙酒についても紹介されちゅうがやき。こりゃ、日本酒ファンやったら必携の書籍やき、へんしも買わにゃあイカンぜよ!
読んでからじっくり味わう日本酒の風味
さて続いての2冊目は、テレビやラジオや新聞らあに頻繁に登場されよって、もはや芸能人並みの有名人になられた、東京農大の小泉武夫先生の最新ご著書
「〈取り寄せ情報付き〉こだわりの日本酒と酒肴」〈〜造り酒屋の女将が教える究極蔵出しの味〜〉(小泉武夫 著 アズ・ファクトリー 1600円+税)ながよ。共著を除いた単独の執筆が、この書籍で97冊目やっちゅうきスゴイがやき。
今回の書籍の内容は、まずは「うまい肴あってのうまい酒」っちゅうタイトルで、講談師の神田陽子さんと小泉先生との「ほろ酔い対談」。続いては「『ほんもの』の食を求めて」っちゅうタイトルで、小泉先生おすすめの日本の伝統食のご紹介があるがよ。
次にいよいよ第一章に入って、「こだわりの日本酒と酒肴15選」。秋田の「出羽鶴・刈穂」と「きりたんぽ・しょっつる鍋」や、宮城の「浦霞」と三陸塩釜の生鮮海産物から、島根の「李白」と「穴道湖七珍料理」まで、各地の銘酒とその酒にバッチリ合う酒肴が、15種類各4ページずつ、カラーページも交えて紹介されちゅうがぜよ。さらに嬉しいがは、お酒も酒肴も、お取り寄せ情報付きっちゅうところ。さらに蔵元おすすめのその地域のこだわりのお店も紹介されちょって、至れり尽くせりながよ。
続いての第二章は、「日本全国銘酒 酒蔵とおすすめの酒肴」。まずは北海道の「国士無双」から熊本の「千代の園」までの25蔵を、各見開き2ページずつ紹介。それぞれの蔵元のおすすめの酒肴も、お取り寄せ情報とともに掲載されちゅうがやき。ちなみにここに、「司牡丹」も紹介されちゅうがよ。ほんで第二章の後半は、秋田の「秀よし」から長崎の「福鶴・長崎美人」まで、20銘柄が各1ページずつ紹介されちゅうがぜよ。ほんで締め括りにゃあ、「銘酒リスト」と「蔵元日本地図」が付けられちゅうがやき。
まっこと、うまいもん好きのワシにとっちゃあ、垂涎モンの書籍ながよ。この書籍を片手に日本全国を旅しもって、掲載されちゅう酒と肴を全部制覇してみたいっちゅう願望がムクムクと湧き出いてきて、まっことタマランなってくるがやき!皆さんも、フラッと旅に出てしまいとうなるかもしれんき、こりゃあ要注意の書籍ながぜよ!
こだわりの日本酒と酒肴 取り寄せ情報付き 造り酒屋の女将が教える究極の蔵出しの味土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社