2008年05月18日

幸せの言の葉〈172〉

「ワシゃあ別に、発生するすべての出来事がえいことやと信じちゅうわけやないがやき。ただ、発生した出来事をえいことに変えてしまうことのできる人らあがおることは、よう知っちゅうがよ。苦境は、進んで人生のなかに持ち込もうとする人はおらんろうけんど、ワシらあの幸せに大きゅう貢献しうるもんながぜよ。」(タル・ベン・シャハー)

タル・ベン・シャハー博士は、革命的な「肯定心理学(ポジティブ・サイコロジー)」の第一人者ながよ。彼の講義は、ビジネス界の殿堂ハーバード大学で人気No.1となって、全米メディアも絶賛。著書の「HAPPIER」〜幸福も成功も手にするシークレット・メソッド〜(タル・ベン・シャハー 著 坂本貢一 訳)もベストセラーになったっちゅう、スゴイ方ながぜよ。

人間、マイナス思考で生きるよりか、そりゃプラス思考で生きるほうがえいけんど、なんでもかんでもプラス思考っちゅう訳にゃあ、現実にゃあイカンがやき。「発生するすべての出来事がえいことやと信じる」っちゅうんは、あまりに非現実的っちゅうか、単純すぎるプラス思考ながよ。

そこで、「肯定心理学」の権威、シャハー博士は言うがぜよ。「ただ、発生した出来事をえいことに変えてしまうことのできる人らあがおる」と。おそらく、何百、何千っちゅう実例を見てきた彼の言うこの「言の葉」は、ワシらあにこぢゃんと勇気を与えてくれる、まさに「幸せの言の葉」ながぜよ。

実際にドン底の苦境に陥った時、単純なプラス思考だけじゃあ、どうしようもないし、何の救いにもならんがよ。けんど、「ただ、発生した出来事をえいことに変えてしまうことのできる人らあがおる」っちゅう事実は、それを知っちゅうだけやち、なんと救いになることやろう。その事実は、「苦境は、ワシらあの幸せに大きゅう貢献しうる」っちゅう考え方に、ワシらあの目を向けさいてくれるがやき。

苦境は、そのさなかにある時にゃあ、ただ苦境でしかのうて、そんな簡単なもんやないっちゅうのはその通りやけんど、この「言の葉」を知っちゅうだっけで、きっと救われる日が来ると信じられるがやないろうかのう。

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