昨日の6月18日(水)は、20時半から司牡丹高知支店4階にて、酒屋さんの勉強会の集まり「土佐酒道会」やったがよ。ちなみにこれまでの会についちゃあ、ブログカテゴリー「土佐酒道会」をご参照くださいや。
この会は、毎月開催されよって、今回はその117回目の研究会やったがやき。今回は3名の欠席で、ワシとアドバイザーの山根さんを含めて6名での開催と、ちくと寂しい研究会やったがよ。ほんでまずは利き酒タイム。以下の4種類の日本酒をブラインド(銘柄を隠して)で利き酒したがやき。
●司牡丹・花と恋して・微発泡(微発泡低アルコール純米吟醸酒)〈高知県〉
●あさ開・シルバームーン(スパークリング純米酒)〈岩手県〉
●五橋・のの(雑酒・発泡性酒・シソ色素入り)〈山口〉
●月の井・和の月(有機栽培米特別純米酒)〈茨城〉
冷えた発泡性のお酒は、心地ようて夏向きやとか、「のの」のシソの色がキレイで果実風味もあるとか、いろんな意見が出たがやき。また、甘めの低アルコール発泡酒の後に普通の純米酒を飲んだら、それも低アルコールっぽう感じるっちゅう意見や、「花と恋して」は青リンゴっぽい香りがえいっちゅう意見らあもあったがぜよ。
その後は、毎年恒例の大イベント「土佐流・立ち飲みワンダーランド」の打ち合わせ。今回は帯屋町筋次世代委員会や土佐学協会とコラボレーションして10月25日(土)〜26日(日)に開催するっちゅう予定で、実はこの日の20時から、帯屋町筋次世代委員会委員長の早川さんと事務局の山岡さんが来られちょって、ちくと先にワシが打ち合わせをしちょったがやき。
いろいろ話し合うた結果、10月26日(日)の18時ばあから大橋通りにて開催するっちゅう案に落ち着いた感じながよ。また、各店の立ち飲みブースのテーマは、土佐の地産地消のお酒や土佐にふさわしいお酒っちゅうことになったがやき。例えば、日本酒や焼酎やったら高知県産酒で、カクテルやったら高知県産の果物らあを使うた「地カクテル」、ビールやったらオランダの坂本龍馬ビール、ワインらあやったら土佐と風土が似いた南イタリアのもんとかっちゅうイメージながよ。それらあの様々なお酒と、土佐学協会や次世代委員会らあが手掛ける高知県産の酒肴らあで、「土佐の台所」大橋通りで立ち飲みをしょうっちゅうがやき。また、全てのお酒も食べ物も1品400円にして、前売りチケットは2000円で6品分(1品サービス)付くようにするっちゅう案が有力ながよ。こりゃまっこと面白いイベントになりそうなき、こぢゃんと楽しみながぜよ。
また、アドバイザーの山根さんから、日本酒にとってこぢゃんと嬉しい報告があったがやき。先日、「歩屋(ほや)」(南国市岡豊町江村47 TEL:088-864-2280)さんにて、あるイベントが開催されたがやと。「歩屋」さんがお料理を作って、会費888円で、各自が日本酒を1本持ち込んで、みんなあで楽しむっちゅうイベントやったらしいがよ。ほんで、20代30代の男女12人ばあが集まったらしいがやけんど、なんとそのほとんどの人が、ここ半年ばあの間に日本酒に目覚め、日本酒にハマった人らあやったっちゅうがやき。皆さんそれぞれが、それぞれなりに日本酒にハマっちゅうようで、とにかく面白うて、楽しゅうてタマランっちゅう感じやったがやと。10人ばあの人数やゆうたち、それぞれの人らあが何の接点も持たんと、おんなじように突然日本酒にハマったっちゅうがやき、こぢゃんと興味深いことながぜよ。
また、単純に味がおいしいとか、お料理と合わせるとおいしいとか、皆さん変なウンチクらあに毒されてないくも、えい感じやったっちゅうがやき。さらに、皆さん口々に「高知のお酒はおいしい!」っちゅうて言いよったっちゅうがやき、まっこと嬉しい限りながぜよ。
長期低迷状態から、なかなか抜け出せん日本酒業界やけんど、こうして徐々にやけんど、日本酒に偏見を持ってない世代が育ちつつあり、まったく新しい日本酒ファンが現れはじめたっちゅうこたぁ、素晴らしいことながよ。日本酒復活の曙光が、見えはじめたっちゅうことながぜよ!
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司牡丹酒造株式会社