
ちなみに松崎先生は、ワシが理事長を務めゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の顧問にもなっていただいちょって、何かとこぢゃんとお世話になりゆう方ながよ。松崎先生は、永年に渡って実践されてこられた土佐の食文化や郷土料理に対する活動が認められ、昨年11月にも「高知県文化賞」を受賞されちゅうがやき。ちなみに「高知県文化賞」受賞祝賀会についちゃあ、昨年の「12月12日」のブログをご参照くださいや。
ほんで、この度の春の叙勲に際し、「瑞宝中綬賞」も受賞されたっちゅうがやき、こりゃまっことこぢゃんと目出度いことながやき。「土佐学協会」としてもこりゃあお祝いに駆けつけにゃあっちゅうことで、成田副会長を筆頭に、坂本(世)副理事長、清原先生、水谷先生、大野さんらあも出席されちょったがぜよ。
まずは壇上に松崎先生が上がられ、テレビ高知の伊藤周子アナの司会で開会。発起人代表ご挨拶を、高知女子大学の山根洋右学長さんがされ、続いてのお祝辞は、龍馬学園の佐竹茂市学園長さんと元高知女子大学学長の池川順子さんがされたがやき。その後は記念品の贈呈で、続いては花束の贈呈ながよ。JA高知にお勤めで、松崎先生が代表を務められゆう「土佐伝統食研究会」にも所属されちゅう、依光亜由美さんがまずは花束贈呈されたがやけんど、実は彼女は佐川町出身で、保育園、小学校、中学校、高校とズッとおんなじ学校やったワシの同級生ながやき。そんな彼女が花束を渡す際、「松崎先生大好きです」っちゅうて渡されたがよ。いっつもお元気でニコニコと少女のように純真な笑顔で人に接せられる松崎先生やき、会場の誰もが彼女とおんなじ気持ちで、「松崎先生大好きです」っちゅうて心の中でささやいたことやろう。ちくとジーンときてしもうたがやき。


その後も、いくつもの花束が贈呈され、いよいよ松崎先生のご挨拶。とてもそうは見えんばあお若いがやけんど、大正生まれの松崎先生にとって、子供の頃のご記憶は、貧しかったけんど自然に囲まれ、四季折々の山の幸・川の幸・海の幸に恵まれちょって、周りの大人らあ誰もが、子供やった松崎先生のことを信頼してくれちょったっちゅうことが、何より嬉しかったっちゅうておっしゃられるがやき。そんなご記憶をいつまでもしっかりとベースに持たれちゅうき、松崎先生は誰にでも好かれる素敵な笑顔をいっつもたやさんがやないろかのう。

その後は祝電が披露され、太平洋学園の坂本昌三郎理事長さんのご発声で乾杯して、祝宴のスタートながよ。なんせ土佐の食の生き字引とも言える松崎先生の受賞祝賀会やき、三翠園さんもいっつも以上に腕によりをかけた土佐料理がズラリやったがやき。お刺身は鮮度抜群、お寿司もサバ寿司やタケノコ寿司、コンニャク寿司らあの代表的な田舎寿司が並び、珍しいミョウガ寿司やオクラ寿司まで出され、まっことおいしかったがやき。お酒ももちろん司牡丹を筆頭に土佐の地酒が出され、杯をみんなあで酌み交わし、まっことおいしいがやけんど、昼間のお酒はこぢゃんとよう効くがぜよ。




あちこちで松崎先生を中心にしての談笑や記念撮影も行われ、宴席もこぢゃんと盛り上がる中、「瑞宝賞受賞は1日にしてならず」っちゅうタイトルで、松崎先生の半生をスライドにてご紹介。祝宴はいよいよ最高潮に盛り上がりだいた頃、高知女子大学の佐藤厚教授の中締めで、無事祝賀会はお開きとなったがやき。壇上にゃあ、松崎先生の人生を祝福するかのように「瑞宝賞」の賞状と勲章が、誇らしゅうに輝いちょったがぜよ。



松崎先生、まっことおめでとうございました。これからもいつまでもお元気で、ますますご活躍されますことを心からご祈念申し上げますとともに、ワシらあのご指導、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社