昨日の8月5日(火)は、まずは朝9時半から、高知市布師田地区にて、「土佐宇宙酒」の仕込み用に栽培された、宇宙を旅した「宇宙米」のひとつ「風鳴子」の稲刈りやったがぜよ。
「土佐宇宙酒」たぁ、平成18年に世界で初めて発売された、ロマンあふれるお酒。ロケットに搭載されて宇宙を旅した高知県産の酵母を使用し、高知県内の日本酒蔵元18蔵が仕込んだもんながよ。ちなみに現在好評発売中の「司牡丹・土佐宇宙酒」についちゃあ、こちらをご覧くださいや。(http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/uchu_shu2008-03/uchu_shu/uchu_shu.html)ほんで、実はこん時のロケットにゃあ、高知県産の酒造好適米「風鳴子」と「吟の夢」も搭載されちょったがやき。それからそのわずか数10粒の種籾を慎重に栽培して増やし、やっと今年の栽培からの「風鳴子」と「吟の夢」は、全量が宇宙を旅した「宇宙米」になったっちゅう訳ながぜよ。
今年の冬から仕込まれ、来年3月21日に発売解禁(3、2、1、発射!)される「土佐宇宙酒」からは、使用する酵母も米も宇宙を旅したもんになるっちゅうことで、いよいよ「完全宇宙酒」の誕生となるがやき。しかも、これまで精米歩合55%以下の「宇宙純米吟醸酒」だけやったがが、精米歩合65%以下の「宇宙純米酒」も来年からは発売可能になるがよ。ある意味、比較的買い求めやすい価格帯(720ml:1000円〜1500円程度が予想されるがやき。)の「宇宙酒」がラインナップされるっちゅうことになる訳やし、全量「宇宙米」と合わせて、またまた全国でこぢゃんと話題になり、即完売っちゅうことにもなりかねんがぜよ。まっこと、こぢゃんと楽しみながやき。
そんな「宇宙米」のうち、早稲品種の「風鳴子」が今回稲刈りされたっちゅう訳ながよ。ちなみに「吟の夢」の方は、来月中旬から末頃に稲刈りされる予定ながやき。
今回、田圃に集まったがは、高知県内の蔵元約10名。地元テレビ局や新聞社らあのマスコミの方々もズラリと集まって、ギラギラに照りつける炎天下、自社のハッピを着た(テレビ用ながよ)蔵元社員らあが、カマを片手に並んで稲刈りながよ。あまりの暑さに、みんなあ汗でドロドロ!なんぼマスコミ取材用の少量の手刈りやゆうたち、こりゃあ大変ながよ。ある程度手で刈り取りして、残りは機械で刈り取りしたがやけんど、皆さんまっことご苦労様でしたぜよ!また、お集まりいただいたマスコミの皆様にも、心から感謝申し上げます。
さてその後は14時半から、高知市内の協同組合帯屋町筋の事務所にて、「『土佐のおきゃく2009』シンボルイベント実行委員会」(仮称)が開催され、その会議に出席したがやき。ちなみに「土佐のおきゃく」っちゅうたら、2006年から毎年3月上旬の10日間ばあ、高知市内を中心にあちこちで開催されゆう大イベントながよ。詳しゅうはホームページ(http://www.tosa-okyaku.com/)をご覧くださいや。
会議は、様々な団体の方々が40人ばあの多人数集まって、すし詰め状態で開催されたがよ。「土佐のおきゃく」事務局の方の司会で始まり、まずは「土佐のおきゃく」DVDの上映。続いては「土佐のおきゃく2009」基本計画説明があり、木村実行委員長さんから、シンボルイベントの必要性のお話しがあったがやき。
これまで3年間開催されてきた「土佐のおきゃく」も、かなりの評価をいただいちゅうがやけんど、あまりにいろんなイベントがあり過ぎて、核となるような、メインとなるようなイベントがないことが問題視されちょったがやと。ほんで、昨年の「土佐のおきゃく2008」のイベント最終日3月9日(日)に開催された「フードライブ男祭りinはりまや橋ストリート」が、大盛況でモノスゴイ反響やったき、また内容的にもいかにも「土佐のおきゃく」らしいイベントやっちゅうことで、その拡大版を開催して、「土佐のおきゃく2009」のシンボルイベントにしょうっちゅう訳ながぜよ。
ちなみに「フードライブ男祭りinはりまや橋ストリート」たぁ、高知市内の若手飲食店の大将らあを中心にした様々なジャンルの18店のメンバーらあが集まって、はりまや橋商店街のアーケードを1つのお店に見立てて、一夜限りの食と酒の饗宴を実現させるっちゅう、前代未聞の凄いイベントやったがよ。ワシも日本酒コーナー担当として参加さいてもうちょったがやけんど、18時のオープンと同時に200席がほぼ満席になって、24時の閉店頃までおんなじような状態が続いてパニックやったかやき。400〜500人ばあのお客様が最終的にゃあ集まられちょったがやないろかのう。尚、詳しゅうは「3月11日」のブログをご参照くださいや。
ほんで木村実行委員長さんは、「ちくと大ボラを吹かいてもらうなら」っちゅう前置きをされてから、凄い内容のイベントの全容を明らかにされたがやき。そりゃあ、高知市中心街のはりまや橋商店街から大橋通り商店街まで、全ての商店街で「フードライブ」的なイベントを開催しょうっちゅう話しやったがよ。さらに中央公園は、高知中の屋台を全部集めて屋台村にするとか、グリーンロードは全部に畳を敷いて芸者さんらあと飲みまくれるスペースにするとか、こぢゃんとスケールのでっかい夢をアツうに語られたがぜよ!
ワシゃあ残念ながら、この後は佐川の司牡丹本社にて、「土佐花番茶ブランド化協議会」(こちらについちゃあ明日のブログにてご紹介しますぜよ。)があったもんやき、途中で会議を退席さいてもうたがやけんど、まっことこれが全部実現すりゃあ凄いシンボルイベントが誕生することになるろうき、いよいよ武者震いするばあ楽しみながぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社