8月10日(日)は、「日本の酒と食の文化を守る会」(村田淳一会長)夏の恒例行事「真夏の夜の江戸情緒を楽しむ会」に参加したがぜよ。40数名のメンバーがお揃いの浴衣で、屋形船「内田丸」(TEL:03-3641-3987)を貸し切りにして、日本酒を楽しみもって、海の上から「東京湾大華火祭」の見物をするっちゅう、なんとも粋な催しながよ。
さて、16時にゃあ越中島浜園橋の舟乗場に、揃いの浴衣を着た一見異様な集団が集まり、まずは記念撮影をして、16時半にゃあ出帆したがよ。ほんで、「日本の酒と食の文化を守る会」特別会員の三遊亭鳳楽師匠の司会で、村田淳一会長のご挨拶。続いては、参加蔵元のご挨拶。今回は、「奥の松」(福島)の遊佐会長、「郷乃誉」(茨城)の須藤社長、「獺祭(だっさい)」(山口)の桜井社長、「李白」(島根)の田中社長、そしてワシ、「司牡丹」(高知)の竹村と、5蔵元の参加やったがぜよ。また、残念ながら欠席やった「浦霞」(宮城)さんと「北雪」(新潟)さんからお酒が届けられちょったき、今回の出品酒は7銘柄っちゅう豪華ラインナップやったがやき。
その後は早々に乾杯して、17時前のまだ明るいうちから、早くも宴会開始。各社の自慢の吟醸酒をいただきながら、江戸前の穴子やお刺身、次々と出される揚げたてのテンプラらあをタラフクいただきゃあ、もはや船酔いらあ関係ないがぜよ。ちなみに今回の「司牡丹」の出品酒は、夜空に開く大輪の花火に合わせて、「司牡丹・土佐宇宙酒」(純米吟醸酒)やったがやき。
足るばあ食べて飲んで、こぢゃんとえい気持ちに酔うた頃、向島「花の里」のまこと姉さんと小きぬ姉さんが、三味線と太鼓の披露。鳳楽師匠が太鼓を代わって、小きぬ姉さんが踊りも披露してくれたがよ。続いては「奥の松」の遊佐会長の日本舞踊のご披露もあり、盛り上がったところで、いよいよ「お座敷遊び」の始まりながやき。小きぬ姉さんや参加者の皆さんらあで、「お開きさん」っちゅうチクと色っぽい「お座敷遊び」をタップリ堪能したがぜよ。
そんな具合に宴も最高潮になった頃、「ドン!」と威勢ように花火の開始ながよ。屋形船の舳先から眺める方、後ろから眺める方、部屋の中で寝転んで眺める方、ひたすら酒を飲みもって眺める方・・・等々、様々やけんど、とにかく今年の花火も最高やったがやき。まあ見てちや、夏の夜空を彩るこの美しい花火の数々を!
約80分間におよぶ空の百花繚乱が幕を閉じる頃、締めの深川飯とアサリの味噌汁が登場。お楽しみ抽選会で盛り上がりもって、内田丸はゆっくりと舟付場へ戻っていったがぜよ。
けんど、今年はまっこと最高のコンディションやったがやき。天候にも恵まれ、花火もこぢゃんとキレイなかったし、お酒もお料理も美味しゅうて、何ちゅうたち例年は暑さで浴衣が汗でグチャグチャになりよったがが、こぢゃんと涼しいやいか!こりゃまっこと、ありがたかったがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社