今年の6月14日に、岡山の方と結ばれて岡山で結婚式を挙げられた、高知出身のH.I.さん(旧姓H.A.さん)から、つい先日ご結婚ご披露宴の画像が送られてきたき、今回はそのお話と画像をご紹介しますぜよ。
実はHさんは、ご結婚されるまでは高知市の某病院にお勤めやって、日本酒が大好きでモチロン司牡丹ファンの美女ながよ。何度かワシもお酒の会らあでお会いしたことがあって、一緒に飲んだこともあったがやけんど、確かそん時に、酔っぱろうたワシが「誰かこんな結婚式を挙げてくれんろうか!」っちゅうて話したみたいながやき。
結婚式にキャンドルサービスっちゅうんがあるろう。新郎新婦が披露宴の各テーブルを回って、次々に2人でロウソクに火を灯していくっちゅう、あれのことながよ。あれは洋装の時にやるセレモニーながやけんど、その和装バージョンを考えついたがやき。披露宴会場の各テーブルに、日本酒の鏡開きの樽を置いちょいて、新郎新婦が2人で木槌を持って会場をまわって、それらあを次々に開いていくっちゅうもんながぜよ。名付けて、キャンドルサービスならぬ、「ウェディング鏡開きサービス」!通常の結婚披露宴での鏡開きは、新郎新婦で1丁か、ご来賓の方々も入れてせいぜいで2、3丁やき、会場の各テーブルに1丁ずつあって、しかもそれを和装の新郎新婦がまわって全部を開いていくらあて、もしそんな結婚披露宴があったら、古今東西前代未聞!まっこと土佐の高知らしい、なんと痛快な結婚式やろうか!!
Hさんはその話を覚えちょったようで、今年の5月のある日、ワシ宛てにメールが届いたがやき。なんと、6月14日の岡山でのご自分の結婚式で、その前代未聞の「ウェディング鏡開きサービス」をやりたいっちゅう内容やったがよ!これでワシの念願やった、おそらくは世界初の痛快な結婚披露宴が、ついに実現するがぜよ!
その後はメールでいろいろと詳しゅう打ち合わせをさいてもうて、以下の通りに決定したがやき。テーブルの数は9テーブルやけんど、新郎新婦も座るメインテーブルは大きいき2樽で、全部で樽は10丁。ちなみに1樽の大きさは9リットル用の樽に、ステンレス桶の上げ底を入れた貸し樽ながよ。これにより、樽の木香がつかんき吟醸酒も入れられるし、お酒を満杯に入れいでえいき大量に余らすこともないがやき。さらに樽がお酒を吸わんき、何回も使えるきレンタルの貸し樽にできて価格が抑えられるっちゅう、一石何鳥もの利点があるがぜよ。
結局Hさんは、樽に入れるお酒を「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸酒」に決定。1樽1リットル程度入れるっちゅうことで、720ml瓶14本のご注文となったがやき。司牡丹の最高ランクの大吟醸やき、そりゃあ皆さん悦ばれたことやろう!しかも、カラフルな色の小さい空瓶も用意。残ったお酒をお客様に持って帰っていただくっちゅう趣向も準備したがぜよ。
送っていただいた画像を見りゃあ、一目瞭然。前代未聞の「ウェディング鏡開きサービス」は大好評で、大盛会のうちにご披露宴はお開きとなったようながやき。Hさん、旦那さん、そしてご家族ご親族の皆様、まっことおめでとうございました!こぢゃんと縁起のえい鏡がいくつも開いたがやき、末永いお幸せはきっと約束されちょります!いつまでもお幸せに!
・・・「ウェディング鏡開きサービス」・・・9リットルの貸し樽は、今んとこ10数丁ばあしか用意がないき、大々的にゃあ貸し出しは難しいけんど、皆さんもご結局ご披露宴に、こんなこぢゃんと楽しい演出はいかがぜよ?
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司牡丹酒造株式会社