一昨日の9月8日(月)は、永田農法の永田照喜治先生とオイシックス(株)の取締役古府さんと一緒に、高知県最南端の土佐清水に行ったがぜよ。司牡丹の「船中八策」と初ガツオの塩タタキと赤タマネギ「足摺レッド」のセット商品をオイシックスさんのネット通販で販売して、こぢゃんと評判やったき、古府さんが是非そんな高知県の風土と食材らあの現場をナマで見たいっちゅうことで、永田先生とワシがご案内することになったっちゅう訳ながやき。
まずは朝8時に高知市内のホテルを出発。10時半ばあに「ゆういんぐ四万十」に到着して、窪川の永田農法卵農家の佐々木さんに会うて、ちくと打ち合わせ。その後は、一路土佐清水に向こうたがやき。この日は天気も良うて、高知県自体が初めての古府さんにとっちゃあ、太陽の光の強さ、豊富な自然と山々の緑の生命力らあが、こぢゃんとインパクトがあったみたいながぜよ。
11時半ばあに土佐清水市役所に到着して、ちくとの時間、西村市長さんと面談。その後は泉谷副市長さんのご自宅にて、昼食をいただいたがぜよ。奥様手作りのお好み焼きやイタドリの煮物、ニナ貝のお結び、永田農法赤タマネギ「足摺レッド」の酢漬けらあをご馳走になったがやき。こぢゃんとおいしかったがよ。泉谷副市長さん、奥様、まっことありがとうございましたぜよ。
昼食後は、大岐地区に向こうて、建設中の施設を見学。農産物を加工する第3セクターの新会社の工場と、土佐食(株)の第3工場が建設中やったがやき。ほんで、近くのパイナップル栽培ハウスを見学。この夏試験販売された永田農法の芳香パインは、こぢゃんと評判で、スッと売り切れたみたいながやき。続いては近くの赤タマネギ「足摺レッド」の栽培地にて、農家の皆さんに対して、永田先生が栽培法のポイントらあを直接指導。30分ばあの指導やったがやけんど、あまりの太陽の強さに、ワシと古府さんはちくと日陰で休憩さいてもうたがぜよ。ちなみに永田先生は、いっつものデニムの上下で、炎天下に平然ながよ。
続いては、ソーダガツオ(メジカ)の鰹節、「宗田節」造りを見学。茹でたソーダガツオを手でさばき、昔ながらの薪で何日間も燻して、天日で干して完成するがよ。このあまりに伝統的な昔のまんまの製法に、古府さんもビックリ仰天ながやき。
続いては、土佐清水の第3セクター土佐食(株)の本社工場を見学。こちらは近代的な設備で、ソーダガツオの生節スティックを製造しゆうがやけんど、今や人間様向けよりかキャットフード用が大半を占めちょって、生産が追い付かんばあ好評を博しちゅうらしいがやき。
その後は、「土佐の夢工房」の天然塩づくりを見学。こちらも宗田節同様、土佐清水の豊かな山々から切り出した薪を使うて、蒼う澄んだ海の水を釡で炊いて煮詰め、それをさらに海岸で海風と天日にさらし、手作業で異物除去らあをして、やっと完成するがやき。土佐清水の天然塩は、単なる海の恵みやのうて、土佐清水の豊かな山と蒼い海と、さらに太陽と風、そして人の情熱の結晶やっちゅうことを肌で感じることができて、ワシも古府さんも深う感動したがぜよ。
その後は再び土佐清水市役所に行って、今度はジックリ市長さんと懇談。この地の独特の風土や豊かな自然、多様な食材、市職員の方々の前向きな態度らあに感激した古府さんは、「是非オイシックスで、いろんな食材の販売のお手伝いをさいてもらいたい」っちゅうて申し出られ、いろいろな助言もいただいたがやき。
時間は既に18時過ぎ。宿泊場所の「民宿青岬」(土佐清水市松尾字うすばえ1042 TEL:0880-88-1955)に移動。19時からは副市長さんや市役所職員の方々らあと一緒に、夕食を兼ねた懇親会ながよ。
土佐清水の地のモンを使うた女将さん手作りのお袋の味をいただきもって、永田農法高知県産米を使うた司牡丹をいただきゃあ、いよいよ会話も弾むっちゅうもんながよ。みんなあで飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがやき。
古府さん、今後とも高知県の食材と司牡丹を、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社