2008年10月04日

幸せの言の葉〈213〉

「有望な仕事があるけんど資本がのうて困るっちゅう人がおるがよ。けんど、こりゃあ愚痴でしかないがやき。その仕事がまっこと有望で、かつその人がまっこと信用ある人やったら資本ができんはずはないがぜよ。」(渋沢栄一)

大政奉還後の日本で、第一国立銀行(現・みずほ銀行)の頭取に就任して数多くの銀行設立の指導を行い、500社以上の株式会社の設立に関わり、日本の近代産業の基礎を築いた渋沢栄一翁の「言の葉」ながやき。ほんじゃき当然、起業希望者にゃあそれこそ足るばあ会うちゅうはずながよ。その経験の上でのこの「言の葉」やき、そりゃまっこと重みが違うがぜよ。

結局渋沢翁に言わせりゃあ、資本や資金が集まらん、スポンサーが集まらんっちゅうんは、どっかに問題があるっちゅうことながよ。「なんでこんなえいアイデアやに分かってくれんがな!」っちゅうて愚痴る前に、ホンマにそのビジネスは有望ながか、ホンマに自分は投資に見合う人物ながかを、もういっぺん問い直す必要があるっちゅうことながぜよ。

そのビジネスの基本コンセプトは有望でも、もう一捻り足りんがやないろうか。自分自身の誠意や情熱、信念や使命感が、まだ足りんがやないろうか。徹底的に客観的に見つめ直して出直して来いっ!ちゅう渋沢翁の言霊が聞こえてきそうながぜよ。

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