10月26日(日)は、いよいよ「土佐学で秋の収穫ワンダーランド」が開催されたがやき。ワシが理事長を務めゆう、土佐を元気にする地域学研究団体「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)と、ワシが顧問を務めゆう、お酒の楽しさを伝えるプロフェッショナル酒屋の集まり「土佐酒道会」が夢のコラボレーション!「協同組合帯屋町筋次世代委員会」らあの商店街組織や、「土佐伝統食研究会」や各地の「土佐の料理伝承人」らあとも連携し、帯屋町2丁目商店街が一夜限りの、食とお酒を中心にした「土佐の博覧会」、立ち食い立ち飲みのワンダーランドと化すっちゅう、前代未聞のイベントながぜよ!
まずは、会場の帯屋町2丁目に車が乗り入れできるがが11時までやき、朝10時半に一部のもんが集まって、40台の机やPA機器や大きい備品や重たいもんらあを搬入したがやき。その後は、昼食を済まいて、ワシゃあ高知女子大学の調理実習室へ。「土佐学協会」の顧問を務めていただきゆう、高知県文化賞受賞、高知女子大学名誉教授の松崎淳子先生(土佐伝統食研究会代表)らあの伝統食づくりを見学にうかごうたがよ。
今回のイベントに出品される土佐の伝統食のひとつ、「サバ寿司と宗田節の味噌汁」を、松崎先生とその右腕の彼末先生、そして現役高知女子大生の協会メンバーらあで、手作りしていただいたがやき。
サバ寿司は、柚子酢だっけを使うた酢飯や高知県産の手作り紅ショウガらあを使うて、松崎先生の指導で、みんなあで見事に手作りされよったがよ。宗田節の味噌汁は、土佐清水市特産の削り宗田節と嶺北産の味噌と土佐山田のヤッコネギを使うて、カップにお湯を注ぐだっけでできるように準備されよったがやき。どちらもワシゃあちくと試食さいてもうたがやけんど、まっこと絶品やったがぜよ!こりゃあこぢゃんと楽しみながよ。
その後は、16時からみんなあが集合して、一斉に会場の準備。17時半過ぎにゃあ立ち食い立ち飲みテーブルをズラリと並べて、いよいよ準備万端。開会予定の18時前にゃあ、既にお客様が集まりだいて、伝統食らあを購入さいてくれっちゅうてせっつかれだいたき、ちくと予定時間よりか前やけんど、ワシが開会宣言をして、いよいよスタートとなったがぜよ!
スタートと同時に、食コーナーも酒コーナーも、アッちゅう間に黒山の人だかり!20台の立ち食い立ち飲みテーブルも、スッといっぱいになって、普段の日曜日のこの時間帯は閑散としちゅうはずの商店街アーケードは、人人人であふれかえり、ちくと異様な雰囲気に包み込まれたがぜよ!
ほいたら、この日の各コーナーを、ちくとご紹介しちょこうか。まずは食コーナー。こちら側は「土佐学協会」が担当ながよ。「土佐の伝統食」としちゃあ、以下の通りながやき。
●ミョウガ、椎茸、コンニャク、四方竹、ようかんらあの田舎寿司。(南国市・白百合グループ)
●チャーテ(ハヤトウリ)とブリのヌタ。生姜と牛蒡の天ぷら。(JA高知市女性部・加工部会)
●蒸し鯛。(JAコスモス佐川支所・女性部料理班「ちょうどぼっちりの会」)
●山菜の煮物。(土佐町「和田農園」)
●サバ寿司と宗田節の味噌汁。(土佐伝統食研究会)
さらに、「土佐の老舗の逸品・土佐の食」は、以下の通りながぜよ。
●「帯や勘助」:はちきん地鶏の唐揚げ、土佐ジローの卵焼き
●「本池澤」:川エビの唐揚げ
●「中納言」:おこわ3種
●「福辰」:極上酒盗と珍味盛り合わせ
●「城西館」:四方竹の土佐煮、鰹のチチコしぐれ煮、昆布寿司
ほんで酒コーナーは「土佐酒道会」が担当して、以下の通りの、高知に関連の深いお酒を出品したがやき。
●坂本龍馬と因縁深いキリンビール。(北村酒店)
●秋の土佐酒・地酒オンシャーベット。(秋月酒店)
●土佐のフルーツリカー・フルーツリキュール。(安岡酒店)
●土佐の焼酎・リキュールを使うたカクテル。(リカーギャラリーIZUMI)
●オリジナル地酒をメインにした土佐酒。(山崎酒店)
●土佐のはちきんセレクトの「世界のはちきんワイン」。(内田酒店)
●土佐の本格焼酎。(酒商ふるや)
●ひやおろし・山廃・樽酒らあの秋の旬の司牡丹。(司牡丹酒造)
しかも、お料理もお酒も、全て1品400円っちゅうがやき、こりゃあみんなあ殺到するはずながよ。
さらに食コーナーと酒コーナーの間にゃあ、案内所・チケット売場の他に、「土佐学協会」紹介コーナーがあって、1年間の活動を画像で紹介。また、試作品の「土佐花番茶」を、アンケートと交換で、無料で1杯サービス。さらに、「土佐酒道会」会長の山崎さんの「しんかんバンド」の演奏も始まり、いよいよ会場は盛り上がりまくりながぜよ!ほいたら途中で、道行く女子高生らあが声援をおくりだいて異様に盛り上がり、ついにゃあみんなあで踊りだいたがやき!また、半プロの女性シンガーも盛り上がって飛び入り参加!会場は大盛り上がりのコンサート会場の様相やったがよ!バンド演奏が終わっても、しばらく会場の興奮は醒めやらず、みんなあこぢゃんと幸せそうな満面の笑顔で、お酒とお料理で土佐の秋を満喫しまくりやったがぜよ。
結局、200人以上のお客様にご来場いただいつろうか。終了時間の20時半にゃあ、お料理は667食分が売れて、ほぼ完売。お酒も641杯分が出て、なかなかの結果やったがやき。ちんまいトラブルはいくつかあったけんど、なんとか成功できたと言えるがやないろかのう。ご参加いただきました皆様、そしてお手伝いいただきました皆様、まっことありがとうございました。感謝感謝ながぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社