「どんなプレゼンの準備やち、48時間ありゃあできるぜよ。」(馬場康夫)
「私をスキーに連れてって」や「バブルへGO!!」らあの映画制作で有名なクリエイティブ集団、ホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫さんの言の葉ながよ。
馬場さんは、著者「エンタメの夜明け」(講談社)の中で、かのウォルト・ディズニーさんのエピソードを紹介されちゅうがやき。ある土曜日の朝、ウォルトさんはハーブ・ライマンさんっちゅう画家を呼び出いて、「遊園地を造ることにしたがやけんど、そのお金を出してもらうために兄のロイが月曜日にニューヨークに行くき、お偉方らあに説明するための絵を描いてほしい」っちゅうて頼んだがやと。ほんで、ほいたら図面を見せてくれっちゅうライマンさんに、「それをおまさんが描くがよ」っちゅうて言うたっちゅうがよ。結局、ライマンさんはウォルトさんと土曜日の朝から日曜日いっぱいまで一緒におって、彼が言葉で話す遊園地のイメージを、ひたすら絵にし続けたっちゅうがやき。
月曜日、兄のロイさんはライマンさんが描いた図面と簡単な企画書を持って、ニューヨークに旅立ったがやと。かのディズニーランドが開園するがは、それからわずか2年後やっちゅうがやき。このエピソードを紹介した後に馬場さんは、「どんなプレゼンの準備やち、48時間ありゃあできるぜよ。」と結んじゅうがよ。
あのディズニーランドのプレゼンの準備がたった2人で、48時間以内でできるがやったら、果たしてワシらあが何かのプレゼンの準備に、それ以上の時間が必要やと言えるがやろうか?