ほんで昨夜は、第18期生全6回の第3回目の講座。講義内容は、「日本酒で食卓を、生活を楽しく豊かにする方法・・・『旬の楽しみ方』『酒器の楽しみ方』『美容と健康と日本酒』等。生活に密着した楽しいソフト情報満載！」っちゅう内容やったがよ。
まずは18時から19時過ぎまで、第1部の講義。以下のような内容をお話しさいてもうたがやき。
〈1〉現代の生活者にとっての「酒」
〈2〉「酒」の中での日本酒ならではの特徴
�‘�本酒は「和」の酒である。
��日本酒は「水」の酒である。
�Ｆ�本酒は「季節感・旬」のある酒である。
�て�本酒は料理を選ばない酒である。
�テ�本酒は2人で隣り合うて飲むがが似合う、色っぽい酒である。
〈3〉日本酒を楽しむ一年・二十四節気・五十二週
〈4〉酒器の楽しみ方
〈5〉美容と健康と日本酒
次に後半の第2部は、19時過ぎから20時半近うまで「利き酒講座」。ちなみに今回の出品酒は、以下の通りやったがぜよ。
(1)「杉錦・純米吟醸酒」〈杉井酒造・静岡〉
(2)「司牡丹・謹賀新酒」(純米吟醸酒)〈司牡丹酒造・高知〉
(3)「乾風(あなぜ)・山田錦」(純米吟醸酒)〈北川本家・京都〉
(4)「会津娘・純米酒一火」〈高橋庄作酒造店・福島〉
(5)「貴(たか)」(特別純米酒)〈永山本家酒造場・山口〉
(6)「英(はなぶさ)」(特別純米酒)〈森喜酒造場・三重〉
(7)「鷹長・風の森・純米しずく」〈油長酒造・奈良〉
〈特別出品〉「船中八策しぼりたて」(特別純米生原酒)〈司牡丹酒造・高知〉
前半3つは純米吟醸酒、後半は純米酒やったがよ。まず「杉錦」はおだやかな香味がやさしい感じ、「謹賀新酒」はフレッシュで生命力にあふれて後口は清々しい感じ、「乾風」は京都らしいまったりした甘み、「会津娘」は福島らしい素朴な米のコクと旨み、「貴」はスッキリ系の純米酒、「英」は独特の風味のコク、「風の森」は新酒らしいピチピチした酸味とリッチ感っちゅう感じながやき。ラストの特別出品酒、「船中八策しぼりたて」は、実は発売日が今月20日で、ホンマはまだ市場にあったらイカンがやけんど、せっかく搾ったばっかしやったき、特別出品にしたがぜよ。フレッシュな香りとふくよかな酸味、どっしりと幅のある後口は、こぢゃんとインパクトのある酒ながよ。
一通り利き酒して、ワシからのコメントが終わりゃあ、お待ちかねの酒肴タイムながよ。今回は塩昆布サラダながやき。作り方はチョー簡単。刻んだ野菜サラダに塩昆布をかけて、混ぜるだっけで完成ながよ。これがなかなか美味しゅうて、酒の肴にバッチリやったがぜよ。
さて、いっつもよりかちっくと早めの20時15分ばあにゃあ終了して、文化教室後にゃあいつもの「花鶴」(高知市本町3-2-45
TEL:088-872-3321)さんにて、今回は忘年会ながよ。現役生の皆さんの有志9名が、残ったお酒をぶら下げて「花鶴」さんへ。卒業生の方々も4名加わり、ワシも含めて14名での忘年会の開催ながよ。久々の大勢での「課外講座」で、こぢゃんと盛り上がったがやき。
忘年会っちゅうことで、「花鶴」さんも気合いが入ったかしらん、カツオとマグロのお刺身盛り、カツオのタタキ、アンコウ鍋らあが豪華にズラリ！もちろんお味も最高やって、いよいよ杯が進むこと進むこと！みんなあでこぢゃんと飲んで食べて、こぢゃんと語り合うたがぜよ。
生徒の皆さん、今年もお世話になり、まっことありがとうございました。また来年も、よろしゅうお願い申し上げますぜよ！
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
