「父と母で二人。父と母の両親で四人。そのまた両親で八人。こうして数えていきゃあ、十代前で千二十四人、二十代前じゃあ・・・?何と百万人を超すがやき。過去無量の命のバトンを受けついで、いまここに自分の番を生きちゅう。それがおまさんの命ぜよ。それがワシの命ぜよ。」(相田みつを)
平成21年丑年の新年、あけましておめでとうございます。今年もまた1年、ワシのブログと司牡丹を、よろしゅうお願い申し上げますぜよ。
さて今年最初のブログ、「幸せの言の葉」は、相田みつをさんの「言の葉」ながよ。「一年の計は元旦にあり」と言われる元旦の日に、「過去無量の命のバトンを受けついで、いまここに自分の番を生きちゅう」ことを心静かに実感してもうぜや。
忙しゅうバリバリ動きまわりゆう日常にゃあ、まるで自分一人で生まれてきて、自分一人で頑張りゆうみたいな気持ちになりがちやけんど、人間は誰やち、ご先祖様から無限につながる縦糸と、沢山の人々の手助けっちゅう横糸の交わる部分で、様々な絆の中に生きちゅう存在やっちゅうことを、決して忘れちゃあイカンがやき。縦と横の他力あってこその自力やっちゅうことをしっかり腑に落とした上での自力は、単なる自力とはパワーが違うがやないろかのう。
縦の絆と横の絆に、改めて心から感謝して、新年をスタートとしてみましょうぜや!