2009年01月09日

文化教室「土佐酒道入門」第18期生の第4回講座ぜよ!

 昨夜は第2木曜日やき、高知新聞文化教室(http://www.kochi-sk.co.jp/bunka/)でワシが受け持っちゅう、「土佐酒道入門」(〜楽しい日本酒教養講座〜)やったがぜよ。ちなみにこの講座についての詳しゅうは、ブログカテゴリー「土佐酒道入門」をご参照くださいや。2008.1.9講座風景2009.1.9講座風景2





 ほんで昨夜は18時から、第18期生全6回の第4回目の講座。講座内容は、「日本酒基礎知識〈PART.2〉」(「米・水・技・風土・そして心」、日本酒の個性、土佐酒の個性)っちゅう内容やったがよ。まずは19時半ばあまで、第1部の講義。以下のような内容をお話さいてもうたがやき。

【1】日本酒の個性
〈1〉「米・水・技・風土・そして心」
〈2〉各地の日本酒
【2】土佐酒の個性
【3】「名酒」とは

〈1〉「地酒」と「名酒」
〈2〉「名酒」の条件

 次に後半の第2部は、20時半頃まで、「利き酒講座」。生徒さんの皆さんからリクエストのあった、全国の地酒の利き酒やったがよ。ちなみに今回の出品酒は、以下の通りぜよ。2009.1.9利き酒出品酒利き酒出品酒2

(1)「駿・跳馬」(吟醸酒)〈いそのさわ・福岡県〉

(2)「黒龍・純米吟醸」(純米吟醸酒)〈黒龍酒造・福井県〉

(3)「深山桜・和和和」(純米吟醸酒)〈古屋酒造店・長野県〉

(4)「大那・純米吟醸おりがらみ生」(純米吟醸酒)〈菊の里酒造・栃木県〉

(5)「浅間山・純米辛口」(純米酒)〈浅間酒造・群馬県〉

(6)「悦 凱陣・純米酒」(純米酒)〈丸尾本店・香川県〉

(7)「司牡丹・しぼりたて純米生原酒(酒蔵見学記念用)」(純米生原酒)〈司牡丹酒造・高知県〉


 前半4つは吟醸系、後半3つは純米系ながよ。今回もなかなか個性的なお酒がズラリやって、まっこと面白かったがやき。特に「黒龍」の香味のバランスの良さ、完成度の高さが、際立つ感じやったがぜよ。

 さて、一通り利き酒を終えりゃあ、皆さんお待ち兼ねの酒肴タイムながよ。今回は、チープなオツマミと高級珍味っちゅう組み合わせ。100キンの茎ワカメとジャコスナック菓子、それにカラスミ(チョビッとずつ)ながやき。意外にも茎ワカメが、どのお酒と合わせてもイケたがよ。今回のお酒は、酸味がアクセントになっちゅうがが多かったき、茎ワカメの酸味と合うたがやろうかのう。チープなオツマミ2009.1.9カラスミチープなオツマミとカラスミ












 文化教室終了後は、生徒さんの有志で残ったお酒をぶら下げて、いつものご近所「花鶴」(高知市本町3-2-45 TEL:088-872-3321)さんで宴会ながよ。今回は、正月休み明け直後で皆さんお忙しかったかしらん、宴会参加者はワシを含めて5名と、ちくと寂しかったがやき。まあけんど、これっぱあの人数の方が一まとまりで盛り上がるっちゅうもんながよ。カツオのタタキや牡蠣フライ、沖ウルメや肉豆腐らあをいただきもって、アッチコッチのお酒を飲み比べりゃあ、いっつも以上にこぢゃんと盛り上がったがやき。花鶴・沖ウルメ

 皆さん、また今年も、文化教室「土佐酒道入門」と「司牡丹」を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!











土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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