2009年01月12日

幸せの言の葉〈240〉

「有意義な仕事をしゆうっちゅう自覚のある労働者が造った製品は、必然的に高品質となるがぜよ。」(ペール・G・ジレンハマー)

今回は、イギリスのボルボ社・元会長ジレンハマーさんの「言の葉」ながよ。

どんな単純作業やったち、その作業を有意義やと自覚して心を込めて行なうがと、単なるヤッツケ仕事として機械的に行なうがとじゃあ、出来上がる製品は前者の方が高品質になるっちゅうことながやき。もちろん、短期的にゃあほとんど差が出んこともあるろう。けんど、長期的にゃあ間違いのう差が出てくるはずながぜよ。

例えば、お酒の瓶詰めやラベル貼りらあの製品化作業の場合。この作業をみんなあが、単なるヤッツケ仕事として機械的に行ないゆうとすりゃあ、長期的にみりゃあミスが頻発して、その確率はあんまり減らんはずながやき。

一方、瓶詰めやラベル貼りらあの作業は、品質の最後の仕上げやき、ここに手を抜きゃあ中身の品質も落とすことになると理解して、実は重要で有意義な仕事ながやと、みんなあが自覚して心を込めて行のうたとすりゃあどうやろう。その場合は、たとえミスが起こったとしたち、頻発はせんろうし、仮に頻発するようやったち、きっと改善点を見つけ出し、以前よりゃあミスが起こりにくい仕組みを考え出すことができるはずながよ。

世の中にゃあ、どうだちえい仕事らあてないがやき。どれっぱあツマランように見える単純作業やったち、その作業を有意義やと自覚して、心を込めて行なおうぜや。長期的にゃあ、そりゃあ必ず全体の高品質につながるがぜよ。

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