「人生は10段変速の自転車のようなもんながよ。自分が持っちゅうもんの大半は使うてないがぜよ。」(チャールズ・M・シュルツ)
今回は、スヌーピーで有名な「ピーナッツシリーズ」の作者、シュルツさんの言の葉ながよ。
自分が持っちょって使うてないもん。確かにチョビッと考えただけやち、いろいろあるがやき。まずモノでゆうたら、例えばネクタイとか。200本ばああったち、実際に使いゆうがは20本ばあやったりせんかよ?読書好きの人やったら本はどうぜよ。何千冊も持っちゅうけんど、今後も使いたい本らあて蔵書の10分の1ばあやったりせんかよ?
目に見えるモノでさえそうながやき、目に見えん自分の能力らあやったら、まっとまっと使うてないがやないろうか。人間は、脳のごく一部しか使いやあせんっちゅう話を、誰やち聞いたことがあるろうがよ。ほいたら、自分でも気がついてないような潜在能力が、まだまだナンボやちあるっちゅうことながやき。
自分で買うて一度は読んだはずの本やち、よう探してみりゃあ、内容や持っちゅうことすら忘れちょって、読みかえしてみりゃあ、こぢゃんと役に立つ本やったりすることがあるがよ。ほいたらまずは、隠れた自分の能力を、いろいろ探してみろうぜや。
絵を描く能力、モノを作る能力、運動能力、調査研究する能力・・・探してみりゃあ、子供の頃にチョビッとだっけ顔を出して、今は埋もれてしもうちゅうような能力が、ナンボやちあるはずながよ。懐かしいそれらあの能力を、たまにゃあ取り出してみて使うてみろうぜや。思いもよらんような新たな発見があったりするもんながぜよ。