先日1月24日(土)の高知新聞夕刊に掲載されちょったがやけんど、高知市在住の写真家、吉岡さとるさんが、イギリスの写真誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・フォトグラフィー」の「2008年ベスト写真家」(科学写真部門)に選ばれたがやき。何ちゅうたち、世界のベスト写真家ぜよ!吉岡さん、まっことおめでとうございます!
実は吉岡さとるさんといやあ、司牡丹の高知支店にて毎月開催しゆう酒屋さんの勉強会組織、「土佐酒道会」(ブログカテゴリー「土佐酒道会」参照。)のアドバイザーを務めていただきゆう、デザイナー吉岡綾子さんの旦那さんながよ。お二人がアメリカ横断新婚旅行に行かれちょった際は、ワシらあに参考になるような小売業の写真らあを撮影してきてくださったり、酒道会の懇親会にもご夫婦でご参加いただいたりと、仲良うさいていただきよったもんやき、今回の吉報はまっことこぢゃんと嬉しいがぜよ。
この吉報を伝える高知新聞によりゃあ、吉岡さんが世界各地で撮った素粒子実験施設の写真が認められての「ベスト写真家」らしいがよ。吉岡さんはこれまでにスイスの欧州合同原子核研究所(CERN)の世界最大の実験施設らあ、8ヶ所を撮影してきちゅうがやと。ほんで科学者らあも、「ワシらあにゃあ思いもつかん写真や」っちゅうて、こぢゃんと高う評価しちゅうっちゅうがよ。また、アメリカの有名な研究所がホームページで紹介したり、つくば市の高エネルギー加速器研究機構のカレンダーにもなって世界各地に配布されたっちゅうきスゴイがぜよ。
さらに同紙によりゃあ、「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・フォトグラフィー」はイギリスの著名な写真誌で、毎年ファッション、報道らあの各部門について、ニューズウイーク、ロイターらあの写真編集者らあが、ベスト写真家を選びゆうらしいがやけんど、吉岡さんを選んだ科学雑誌「ニューサイエンティスト」の編集者は、「あふれるカラーに強い印象を受けたがよ。施設の細部や静かな部分までとらえちゅう。」と高評価しちゅうっちゅうがぜよ。
実は吉岡さんは本来は芸術分野の写真家。数年前まではアメリカ在住でアーティストとして活躍されよったし、高知新聞にアーティスティックな写真で連載を持たれちょったこともあるがよ。ほんじゃき、本来の分野やない科学写真家として認められたっちゅうことにちくと戸惑われもって、「こぢゃんとありがたいこと」やと悦ばれちゅうがやと。ほんで、「アーティストとして自分のスタイルで撮ったががよかったがやと思います」っちゅうて、高知新聞の記事にゃあ答えられちゅうがぜよ。
ほんで、ワシのブログに紹介するにあたっての了解と、奥さんのインタビューもいただいちょこうっちゅうつもりで、昨夜綾子さんのケータイに電話したところ、何とイキナリ旦那さんの吉岡さんご本人が出られてビックリ!「世界のベスト写真家、おめでとうございます!」っちゅうてワシが言うたら、「あ!ありがとうございます!」と、こぢゃんとハニカミもって答えていただいたがやき。ほんでワシがブログに掲載したいっちゅうてお願いしたら、こっちが驚くばあ恐縮しもってOKしていただいたがよ。まっこと、偉業を成し遂げたち、これまでと全然変わらん自然体の真摯な応対に、ますます感動したがぜよ。
ワシが電話した時ゃあ、ちょうど奥さんの綾子さんは他の電話に出られちょったみたいで、お祝いの言葉をよう伝えれざったけんど、あらためて奥さんの内助の功にもお祝いの言葉を贈らいていただきますきに。まっことおめでとうございます!思いかえしゃあ数年前、綾子さんから「アメリカ在住のある写真家の方の日本でのプロデュースをやりたい」っちゅうて相談され、ちくと助言をさいてもうたことがあったがやき。たいした助言にもならざっつろうけんど、今考えりゃあ、その頃から綾子さんの内助の功があったがやとお察し申し上げます。二人で勝ち取った「世界のベスト写真家」に、乾杯ぜよ!
尚、吉岡さんの写真は今後日本の科学雑誌でも紹介される予定で、下記のアドレスの吉岡さんのサイトでも見ることができるがやき。
http://www.sypi.com/
とにかく、写真や科学らあにあんまり興味がのうたち、この土佐の高知から世界のベスト写真家が生まれたこたぁこぢゃんと誇らしいことやきに、今後ともみんなあで吉岡さんを応援していきましょうぜや!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社