2009年02月26日

東京でいろいろ打ち合わせと「土佐酒道会」第125回研究会ぜよ!

 昨日の2月25日(水)は、まずはワシらあ蔵元9社が出資しちゅう飲食店「宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)に行って、その運営会社(株)フォーブス常務の森さんと、ちくといろいろ打ち合わせらあをしたがやき。ほんで「宝」で昼食を食べて、その後は六本木の東京ミッドタウンに行って、サコダデザインの迫田さんらあと待ち合わせ。「ジカバー・ニッポン」(港区赤坂9-7-3東京ミッドタウンガレリアE-0305 TEL:03-5413-0658 http://www.thecovernippon.jp/)のショップに行って、その店の経営をしゆうメイド・イン・ジャパン株式会社(http://www.mijp.co.jp/)の赤瀬社長さんらあと、いろいろ打ち合わせをしたがぜよ。迫田さんと赤瀬社長は、ワシの思うた通りこぢゃんと意気投合やったがやき。「ジカバーニッポン」打ち合わせ「ジカバーニッポン」

 その後は羽田空港に直行。飛行機で高知に帰ってきたがよ。ほんでその晩は、20時半から司牡丹高知支店の4階にて、酒屋さんの勉強会の集まり「土佐酒道会」(http://tosashudokai.net/)やったがやき。ちなみにこの会についちゃあ、ブログカテゴリー「土佐酒道会」をご参照くださいや。

 この会は毎月開催しよって、今回はその第125回目の研究会やったがよ。今回は7店の会員酒屋さんの5店(山崎会長さん、秋月さん、安岡さん、小笠原さん、内田さん)が出席で、アドバイザーの吉岡さんとワシを加えて合計7名での会やったがやき。まず最初は恒例のブラインド(銘柄を隠して)での利き酒ながよ。以下の3銘柄が出品されたがぜよ。

●「山の井」(純米酒)〈会津酒造・福島県〉

●「かまわぬ・樽酒」(山廃純米樽酒・特別出品)〈司牡丹酒造・高知県〉

●「千代むすび・完熟純米」(3年熟成純米酒)〈千代むすび酒造・鳥取県〉

 2009.2.26利き酒2009.2.26湯煎燗酒


 前回の会にて、鰹と塩だっけの「酒盗」をツマミでやって、「山廃の樽酒あたりでやってみたい」っちゅう声があったき、今回山廃の樽酒をつくってきたっちゅう訳ながよ。まず一番の「山の井」は、皆さんが高知のお酒っぽいと口々に表現。二番のお酒はサスガに樽酒やと分かったみたいながやき。三番は年数の短めの熟成酒やっちゅう表現が多かったがよ。

 続いては、その場で湯煎でぬる燗をつけて、例の「酒盗」とやってみたがやき。燗にゃあ、やっぱし山廃樽酒がえい感じやったがよ。清々しい木の風味が燗によって際立ち、幅のあるコクとやわらかな酸味とともに、口中にやさしゅう膨らんでいくがやき。カツオと塩だっけの強烈な酒盗と合わせたち、充分イケるがよ。木の風味とやわらかな酸味らあが、強烈な塩分をマスキングしてくれるようで、後口も洗い流してくれるがぜよ。2009.2.26酒盗2009.2.26研究会山廃樽酒の燗













山廃樽酒の燗とイカの一夜干し

 さてその後は、会員ディスカッション。土佐酒道会オリジナル酒についての検討会ながよ。来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」に向けて、龍馬関連で酒道会だっけのオリジナル酒をつくろうっちゅうことながやき。こちらについちゃあ、アイデアを盗まれたらイカンき、ここじゃあ残念ながらご紹介できんがやけんど、前回同様こぢゃんと盛り上がり、なかなか面白いもんが誕生しそうなき、こぢゃんと楽しみながぜよ!

 23時近うまで、会は盛り上がり、ほいたらまた飲みもって続きの話をしょうかっちゅうことで、研究会としちゃあお開き。ワシと吉岡さん、秋月さん、小笠原さん、内田さんの5名で、「御畳瀬(みませ)」(高知市帯屋町1-10-20 TEL:088-822-1525)さんに行ったがぜよ。

 先ほどの山廃樽酒を持ち込まいてもうて、お燗をつけてもうて、メヒカリやらイカやらの干物らあとやりゃあ、こりゃまっこと最高ながよ!お酒も会話もこぢゃんと弾んで、いよいよ盛り上がったがやき。さあ遂に、「土佐酒道会」11年目にして、オリジナルの大ヒット商品が出るかもしれんがぜよ!
 





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司牡丹酒造株式会社

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