「常識的な人間は、世界に自分を合わせろうとするがよ。非常識な人間は、世界を自分に合わせろうとするがやき。ほんじゃき人類の進化はすべて、非常識な人間の力にかかっちゅうがぜよ。」(ジョージ・バーナード)
そん時の世界に自分を合わせる生き方は、確かに常識的やし、その世界じゃあ生きやすいがよ。そりゃあ無難な生き方かもしれんけんど、それだっけやったら世界は何も変わらんし、世界の進化はないがぜよ。
逆に世界を自分に合わせろうとする生き方は、そん時は軋轢や反発を生むかもしれんがよ。世界を自分に合わせろうとするっちゅうことは、自分がこうやっちゅう理想の世界を実現させろうとしゆうっちゅうことやき、何かを変えろうとしゆうっちゅうことながやき。何かを変えろうとする人がおらざったら、人類の進化らあてあり得んがぜよ。
世界を自分に合わせろうとする生き方は、確かに非常識かもしれんし、ある意味「わがまま」やし、自分の理想が間違うちょったら、世界を悪い方向に導くことになるかもしれんがよ。ほんじゃき、世界を自分に合わせろうとする人は常に、自分の理想が世界をえい方向に進化させる考え方かどうかを、自問自答し続けにゃあイカンがやき。人類の進化はすべて、「そういう非常識な人間」の力にかかっちゅうっちゅうことながぜよ。