今回は昨日のブログの続きながよ。2月28日(土)は、「こうち情報倶楽部」主催(「高知県経営品質協議会」「高知の食を考える会」共催)で、かの山形の世界的イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」(http://www.ques.co.jp/alchecciano/)のオーナーシェフ奥田政行さんの講演会やったがやき。講演内容についちゃあ昨日のブログをご覧くださいや。
ほんで講演終了後は、主催の「こうち情報倶楽部」メンバーで、奥田シェフを囲んでの懇親会やったがよ。実は「こうち情報倶楽部」事務局の乾さんから相談を受けて、ワシが懇親会場をセッティングさいてもうたがやき。あの「奇跡のテーブル」とまで言われる「アル・ケッチァーノ」の奥田シェフに料理を出すらあて、こぢゃんとプレッシャーやろうけんど、「バール・バッフォーネ」(高知市帯屋町1-2-10サンスイビル1F TEL:088-822-3884 http://www.baffone.com/)の青野さんが、快う引き受けてくださったがぜよ。
ウチの蔵見学、講演会に引き続き、大阪の生興(株)(http://www.seikofamily.co.jp/)の古谷さんと、愛媛の(株)ロイヤルカーサービス(http://www.rcs-group.co.jp/)の北村社長さんと、香川の(株)タダノ(http://www.tadano.co.jp/)の向井さんの3名も特別にご参加いただき、総勢23名っちゅうメンバーで貸し切りやって、本来はバールの「バッフォーネ」は寿司詰め満員やったがやき。
ちなみに四国管財株式会社(http://www.shikokukanzai.co.jp/)の中澤社長も参加されちょって、同社に勤めもってCDデビューを果たした土佐弁アイドルの空はるかちゃん(http://ameblo.jp/soraharuka/.)をちくと中澤社長が呼び出したもんやき、実ははるかちゃんファンの古谷さんが大歓喜!サインやら握手やら一緒に写真やらで、まっことおまんは高校生かよ!ミョーな中年のオッサンに迫られながらも、健気に笑顔を絶やさんはるかちゃん・・・。まっこと、おまんはアイドルの鏡ながよ!お忙しい中ちくと顔を出してくださったはるかちゃん、ご苦労様でしたぜよ!
ほんではるかちゃんが帰られた頃、メンバーが揃うて、まずはワシが持ち込みさいてもうた「司牡丹・永田農法〈佐川〉山田錦」(純米吟醸原酒)で乾杯。懇親会がスタートながよ。さて、青野さんの特別メニューのお料理もスタート。今回のスベシャルメニューは以下の通りやったがぜよ。
●アンティパスト盛り合わせ
・土佐沖獲れカツオの燻製カルパッチョ
・はちきん地鶏のレバークロスティーニ(燻製と燻製してないものの食べ比べ)
・佐賀町のキビナゴのフィレとさっとゆがいた嶺北産プチウ゛ェールをイタリア産モッツァレラにのせて
●土佐文旦とパルマ産生ハム、クレソンとブンタレッタのサラダを佐賀産天日塩「天味海」とイタリアのD.O.PExオリーブオイル「ロザーティ・サビーナ」で
●春野の「ハーブの女王」長崎さんのバジルを使った日本一のジェノバ風リングイネ
●天然酵母を使った自家製パン・ドゥ・カンパーニュ
●土佐湾獲れ鯛のグリエを鱗焼きに土佐市池さんのトマトで作ったガスパチョのソースで
●窪川ポークと佐賀産ぶなしめじのスカロッピーネ、高知産無農薬レモン風味、温野菜サラダバーニャカウダソースを添えて
いっつも通り自然体の、けんどちくと気合の入った青野さんのお料理は、どれもまっこと絶品やったがやき。また、土佐文旦と生ハムのサラダの時にゃあ、サラダに使うた酸味が特徴の露地モノ文旦と、甘さと果肉の柔らかさが特徴のハウスモノ文旦の食べ比べを準備してくださるなど、いろいろと奥田シェフに体感していただく演出らあも考えてくださっちょったがよ。ちなみにこの画像は、文旦らあの柑橘類の皮むき器「ムッキーくん」っちゅうがやと。ワシゃあ初めて見たけんど、確かにこりゃあ文旦らあを食べる時にゃあ便利ながぜよ!
奥田シェフも、メンバーの質問攻めに合いもって、しっかりお食事。特に長崎さんのバジルを使うたジェノベーゼは、「香りが凄い。美味しい。」と、奥田シェフも太鼓判やったがやき!青野さん、長崎さん、ヤッタのう!ワシも、ここのジェノベーゼのパスタが日本一、いんや世界一うまいと思うちゅうき、そりゃやっぱし相変わらず美味しかったぜよ!また、「窪川ポークと佐賀産ぶなしめじのスカロッピーネ」の美味かったこと、美味かったこと!もうひとつ持ち込まいてもうちょった「司牡丹・永田農法純米酒」との相性もバッチリやったがやき。やっぱし窪川ポークと窪川産米やき、相性が良うなるがやろうかのう。
そんな具合に食べもって飲みもって、ワシも奥田シェフといろいろお話をさいてもうたがやき。誰に対したち全く変わらん穏和な態度で、こぢゃんと真摯に会話をされる姿は、サスガ「食の都庄内」の立役者ながよ。奥田シェフからは、とにかくいろいろ、こぢゃんと勉強になるお話を、講演会よりかさらに突っ込んだ内容で聴かいていただいたがやき。
例えば、お酒の注ぎ方ひっとつで、味わいが変わるっちゅう話。以前に他でも聞いたことがあって、確かめたこともあったがやけんど、奥田シェフの表現は、より詩的で、しかも説得力があったがやき。つまり、グラスにお酒を注ぐ時、小川のせせらぎをイメージして、それに近い音が出るように注ぎゃあ、そのお酒は丸う柔らこうなるっちゅうがよ。逆に、ジャバジャバッ!ジョボジョボ!っちゅうような人工的で自然界にないような音で注ぎゃあ、そのお酒はちくと荒うに感じるっちゅうがやき。確かにその通りで、周りの方はビックリ感動やったがやけんど、ワシゃあ奥田シェフの詩的な表現力と説得力の方に感動してしもうたがぜよ。サスガは「奇跡のテーブル」のシェフながよ!
奥田シェフ、まっこと感謝感謝ながよ!是非、庄内のお店の方にも、いつか必ずうかがわせていただきますきに。そん時ゃあ、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
また、大阪の生興(株)の古谷さん、愛媛の(株)ロイヤルカーサービスの北村社長さん、香川の(株)タダノの向井さん、ワシのワガママでわざわざ司牡丹の蔵見学を早めに変更していただき、講演会・懇親会とご一緒いただき、まっことありがとうございました!特に北村社長さんと向井さんは、日帰りの予定を急遽宿泊に変更されるなど、土佐の高知の夜を、こぢゃんとお気に入りいただき、この後も2次会3次会とお付き合いいただき、まっこと嬉しい限りながやき。感謝感謝ぜよ!・・・古谷さん、ええ年こいて空はるかちゃんに鼻の下のばしよったら娘さんに嫌われるき、気いつけなはれやっ!
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司牡丹酒造株式会社