「ワシゃあ家も妻も年金もない老人やけんど真理を一つ知っちゅうがよ。思い切って行動せにゃあ後悔が残るっちゅうことぜよ。」(映画「ラブリー・オールドメン」より)
家も妻も年金もない年老いた老人が、自分の一生をかけて知ることができたたった一つの人生の真理。それが「思い切って行動せにゃあ後悔が残る」っちゅうことやっちゅうがぜよ。
「ホンマに年老いてしまう前に、やりたいことがあるやったら、今のうちに思い切って行動せにゃあイカン!そうせにゃあ、いつの間にかスッと年老いてしもうて、ワシとおんなじように後悔することになるぜよ!」
この「言の葉」からは、そんな老人の訴える魂の叫びが聴こえてくるようながやき。まだ若いきとか、まだ早いきとか、まだ時期やないとか、まだ時間があるとか、ワシらあはスッとそんな言い方をして、思い切って行動せん言い訳をしてしまいがちながよ。そんな時にゃあ、この老人の「言の葉」を思い出さにゃあイカンがぜよ。
思い切って行動すりゃあ、たとえ失敗したとしたち後悔は残らんがやき。けんどその行動を起こさんまんまやったら、たとえ失敗はせいじゃち一生後悔が残るっちゅうことながよ。さあ、どっちの人生を選ぶぜよ?