昨日の3月10日(火)は、まずは13時に愛媛県内子町の横田酒店(http://www.yokota-sake.com/)の横田さんと社員の方が3名で司牡丹に来社され、酒蔵体験やったがやき。
日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として昨年から、田植え、稲刈り、酒仕込み・・・と、「日本酒を俯瞰的に捉える活動」を実施してきたがやき。詳しゅうは、前回の酒仕込み体験、「2月16日」のブログをご覧いただきたいがやけんど、実はその活動のお酒、純米酒「日土人(ひとびと)」は、一昨日の3月9日(月)に無事搾られたがよ。ほんで、その活動の一貫で来社された横田酒店さんの皆さんにゃあ、そのお酒を搾った後の酒粕詰め作業を体験していただっちゅう訳ながぜよ。
ウチの社員2人と横田酒店さんの3人で、30分ばあの作業やったがやけんど、約100kgの酒粕を切り分け、1kgの板粕にして袋に詰めていただいたがやき。まっこと、ご苦労様でしたぜよ!
さあ、「日本酒を俯瞰的に捉える活動」も、いよいよ佳境。3月14日(土)にゃあ、ラベル貼りらあの製品化作業と新商品発表会の楽しむ会が、高知市内にて開催されるがよ!まっこと、楽しみながやき!
さて実はこの日、ワシが横田酒店さんらあをご案内しゆう間に、「田舎で働き隊!」体験プログラムの参加者の方々も、佐川町役場の方々らあと一緒に、14時から酒蔵見学に来られちょったがよ。約1時間ばあのご案内は、ウチの専務が担当さいていただいたがやき。
ちなみに「田舎で働き隊!」っちゅうんは、NPO法人地球緑化センター(http://www.n-gec.org/)主催、農林水産省と全国町村会後援の、緑のふるさと協力隊事業で、正式名は「自耕自田『田舎で働き隊!』体験プログラム」っちゅうもんながよ。
地球緑化センターじゃあ、農山村に興味や関心を抱いちゅう若者が、地域活性化に取り組む地方自治体で1年間活動するプログラム「緑のふるさと協力隊」を、過去15年間にわたって実施してきたがやと。その結果、多くの若者らあが農山村に定住しちゅうっちゅうがやき。ほんで今回は、1年間も参加できんけんどっちゅう方々を対象に、短期農山村体験活動を用意したっちゅう訳ながぜよ。
活動場所に名乗りを挙げたがは、全国8ヶ所の市町村。そん中に我が町佐川町も入っちょって、今回9名の若者が全国各地から集うて佐川町に入られ、5日間のプログラムの初日の最初の現地訪問が、司牡丹の酒蔵見学やったっちゅうことながよ。
酒蔵見学の後、9名の皆さんは、「青山文庫」や「国指定重要文化財・竹村家住宅」らあを回られたようで、16時からは宿泊場所の「明清館」大広間にて各班に分かれてまとめの作業。ほんで17時半からは、ワシや「青山文庫」の片岡学芸員さんや、NPO法人くろがねの会の竹村さんや平岡さんらあも加わり、発表・意見交換会やったがぜよ。
まず、3人ずつ3つの班に分かれちょって、それぞれが順番に発表したがやき。1班の発表は、タイトル「佐川町あるき」。1日の内容を、簡単にまとめて発表されたがやき。佐川町は伝統的な古いもんと新しいもんがうまいこと入り交じっちゅう町やっちゅう発表が、印象に残ったがぜよ。
続いては2班の発表。第一印象の、仁淀川の美しさ、空気のキレイさらあを感じ、えいお酒ができるやろうな〜と素直に思えたっちゅうんが、ワシとっちゃあ嬉しい発表やったがよ。けんど、なんで高知の佐川を選んだかっちゅう質問に、今後一番行きそうにないとこやきっちゅう答えにゃあ、ガックリ!・・・まあ確かに正直なところはその通りかもしれんけんどのう。
最後は3班の発表。タイトルは「さかわびと」ながよ。キャッチコピーは、「さくらさく3月に さかぐらめぐって わきあいあい酒」。大阪からの参加者の方が、京都らあに行きゃあ入場料はだいたい600円ばあ取られるけんど、「青山文庫」の入場料400円は安いっちゅう発表があったがやき。ワシらあ、高過ぎや(最近値上げしたき)と思いよったき、ちくとビックリやったがよ。京都と比べたちと思うけんど、安いと感じる若い方もおられるっちゅうんは、こぢゃんと発見やったがぜよ。
その後は、みんなあで意見交換や質問らあをし合うて、19時前にゃあ発表・意見交換会は無事終了したがやき。ご参加いただきました9名の皆さん、今後とも佐川町と司牡丹を、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社