5月8日(金)は、永田農法の永田照喜治先生らあと土佐清水での2日目やったがよ。ちなみに1日目についちゃあ、「5月8日」のブログをご参照くださいや。
まずは宿泊場所の民宿「青岬」(土佐清水市松尾うすばえ1042 TEL:08808-8-1955 http://www.kojyanto.net/aomisaki/)にて、7時半からみんなあで美味しい朝食。前夜もこぢゃんと食べて飲んだに、また食べれるき不思議なもんながよ。
ほんで8時半にゃあ「青岬」を出発して、第3セクターの新会社(株)土佐清水元気プロジェクトの工場見学に行ったがやき。隅から隅までご案内いただき、見学さいてもうたがやけんど、国の地方再生モデルプロジェクト事業を導入した、最新型の農林水産物加工施設や冷凍冷蔵施設等々、こんな田舎でこれっぱあ贅沢に何じゃちできる食品加工施設は、他に類を見んばあまっことスゴイもんやったがよ!
いろいろ施設を見学さいてもうて、ちょうど小夏の加工をされゆう現場を見学。この小夏は、無添加のジュースやシャーベットになるがやと。こぢゃんと爽やかな香りが、辺り一面に充満しちょったがやき。
見学を終えて、早速小夏ジュースをいただいたがよ。小夏を搾っただっけで、砂糖もなんも入ってないがやけんど、ナチュラルな甘味と優しい酸味と爽やかな香りが見事で、これがウマイこと、ウマイこと!さらに人気の清水サバの立田揚げやヅケもいただいたがやき。これらあも絶品やって、人気のほどがよう分かったがぜよ。
その後は、大岐の市民農園「畑の学校」を見学。永田農法栽培の赤タマネギ「足摺レッド」が栽培されゆうがやけんど、もう既に何本かは収穫できるばあに育っちょって、永田先生が選んでちくと抜いてみたがよ。その場で糖度を計ってみりゃあ、既に10度を超えちゅうやいか!何とスイカ並みの糖度!ちくとそのまんまいただいてみたがやけんど、まだちくと辛みがあるがやけんど、甘いことウマイこと!さらにこれから2〜3日で、糖度が2〜3度上がるっちゅうき、スゴイがよ!既に世界最高レベルの糖度!これが今月末から来月にかけて2万5千個ばあの収穫見込みやっちゅうき、こりゃ今年もこぢゃんと期待できるがぜよ!
ここで前日から参加のメンバーの、新横浜ラーメン博物館の岩岡社長、スーパーマーケット(株)三徳(http://www.santoku.co.jp/)の野菜部バイヤーの中村さん、東京シティ青果株式会社(http://www.city-seika.com/)係長西村さんの3名が帰られ、永田先生と永田農業研究所の今津さん、ワシと司牡丹営業の道家さんの4人が残り、昼食へ。足摺食堂で清水サバの刺身定食をいただいたがやき。季節的にゃあ旬を外れた、ある意味一番美味しゅうない時期やに、この鮮度とコリッとした食感と甘みは、まっこと清水サバ、おそるべしながぜよ!
続いては、「海の駅」に向こうて、いよいよ今回の出張のメイン、「畑の学校講座」ながよ。土佐清水市地域雇用創造協議会が主催、土佐清水市農林業振興課が協力で、一般市民の方々を対象に、永田農法での家庭菜園や市民農園らあを普及させるっちゅう目的で開催されたがやき。
ちくと準備らあをして、13時半からの開催。あれよあれよっちゅう間に、会場の会議室は満員御礼の50名が定員オーバーになってしもうたがやき。「足摺レッド」の認知が、市民の皆さんにも浸透しちゅうっちゅう証拠ながぜよ。
まずは西村伸一郎市長さんの開会ご挨拶。続いては、ワシの30分の講演ながよ。タイトルは「永田先生と私」っちゅう、青年の主張みたいなタイトルながやき。
会場の講師席の隣にゃあ、司牡丹の永田農法関連商品や、土佐清水で永田農法で栽培された酒米「風鳴子」が使われちゅう「土佐宇宙酒」らあがズラリと陳列されちゅうがよ。残念ながら皆さん車やき、今回は展示だっけで試飲はなしやけんど、皆さん興味津々で見られよったき、なかなかえい宣伝になったがやないろうか。
さて、ワシの講演内容は、平成7年に永田先生と出会うてから永田農法での酒米作りに挑戦するまでの経緯や、土佐清水での酒米作りの経緯。酒米だっけじゃもったいないきっちゅうことで始まった、様々な野菜や果物作りの経緯らあを、まずお話さいてもうたがやき。
ほんで、永田農法の凄さや、永田先生の人脈の広さ、いかに土佐清水市がその意味や気候風土的にも恵まれちゅうかっちゅう話。さらに、ちくと映画「はりまや橋」の宣伝もさいてもうて、この映画や来年の大河ドラマ「龍馬伝」で、高知県全体がここ2年大チャンスやっちゅう話。そんな中で、こぢゃんとウマイもんが足るばあある土佐清水市も大チャンスやっちゅう話らあをさいていただいたがやき。
続いては、永田農研の今津さんが登場。「永田農法でかんたん、おいしい野菜づくり」っちゅう書籍がテキストに使われ、ご参加者全員にプレゼントされたがよ。ほんで、ちくと説明があってから、永田農法のDVDをご覧いただき、永田農法で家庭菜園や市民農園らあをする場合の基本についてを学んでいただいたがよ。
再び今津さんの説明らあがあり、いよいよ永田先生が登場。独特の柔和な語り口で、永田農法についての補足説明らあを語られ、いろんな質問らあにも答えられたがやき。ほぼ予定通りの15時半過ぎ、「畑の学校講座」は無事終了。参加者の皆さんは、こぢゃんと満足そうな笑顔で、帰路につかれたがぜよ。
その後はちくと休憩して、こぢゃんと美味しい小夏のシャーベットをいただき、ラッキョウ畑を見学。ちなみにこのラッキョウについちゃあ、「4月9日」のブログをご覧くださいや。
珍しゅうこぢゃんと早い時間に仕事が終了。「青岬」に戻ったがが17時半ばあ。この早い時間に一風呂浴びて、夕食をいただいたがやき。まだ外が明るいうちからの風呂上がりの生ビールと司牡丹のお酒は、まっことサイコー!「青岬」の女将さんの手料理も相変わらずこぢゃんと美味しゅうて、まっことみんなあで飲んで食べて、幸せな一時を過ごせたがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社