2009年05月30日

幸せの言の葉〈270〉

「心は正しい目標を欠きゃあ、偽りの目標にはけ口を向けるがぜよ。」(モンテーニュ)


ほいたら「正しい目標」たぁ何ながか?


偽りの目標にはけ口を向けちゅう人やち、


自分じゃあ正しいと思うちゅう場合が、たぶん大半ながやき。


ほいたら、自分の目標が正しいか偽りか、どうすりゃあ分かるがか?


ひとつは、「絶対自分は間違うてない」と、


盲信し過ぎんことやろか。


「もしかしたら自分は間違うちゅうかもしれん」と、


常に意識しちょくことが大事ながやないろうか。


もうひとつは、


その目標は「自分が幸せになる道」で、


かつ「周りも幸せになる道」かどうかっちゅうことやないろうか。


自分だっけは幸せになるけんど、周りが幸せにならんような道は、


そりゃあ正しい目標たぁいえんがやき。


このふたあつを頭に置いちょきゃあ、


偽りの目標にはけ口を向けてしまうようなこたぁ、


まずないがやないろかのう。

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