「心は正しい目標を欠きゃあ、偽りの目標にはけ口を向けるがぜよ。」(モンテーニュ)
ほいたら「正しい目標」たぁ何ながか?
偽りの目標にはけ口を向けちゅう人やち、
自分じゃあ正しいと思うちゅう場合が、たぶん大半ながやき。
ほいたら、自分の目標が正しいか偽りか、どうすりゃあ分かるがか?
ひとつは、「絶対自分は間違うてない」と、
盲信し過ぎんことやろか。
「もしかしたら自分は間違うちゅうかもしれん」と、
常に意識しちょくことが大事ながやないろうか。
もうひとつは、
その目標は「自分が幸せになる道」で、
かつ「周りも幸せになる道」かどうかっちゅうことやないろうか。
自分だっけは幸せになるけんど、周りが幸せにならんような道は、
そりゃあ正しい目標たぁいえんがやき。
このふたあつを頭に置いちょきゃあ、
偽りの目標にはけ口を向けてしまうようなこたぁ、
まずないがやないろかのう。