2009年07月09日

神田先生の新刊「全脳思考」は凄い本ぜよ!

 今回は久々にオススメ書籍をご紹介しますぜよ。


 あのカリスマ経営コンサルタント神田昌典先生(http://www.kandamasanori.com/)の、「10年間を凝縮した思考テクニックをついに公開!」っちゅう鳴り物入りで刊行された新刊「全脳思考 〜結果と行動を生み出す1枚のチャート〜」(神田昌典 著 ダイヤモンド社 2009年6月11日発行 定価2000円+税)ながよ。「全脳思考」



 とにかくまず何が凄いかっちゅうたら、その分厚さながやき。
分厚い!


 500ページ近いその分厚さは、まるで辞書!


 けんどまっと凄いがは、薄い本しか売れん今の時代に、この分厚い本が既に何万部も売れて増刷されたっちゅうことながよ。


 とにかくあの神田先生が、「本書は、私のビジネス書の最高傑作になるだろう。なぜそこまで言い切るかといえば、本書で扱っている思考テクニックは、知識創造が決め手になるこれからの時代において、なくてはならない方法論になると確信するからである。」とまで断言しちゅうっちゅう本やき、


そりゃ確かに売れるはずながやけんど、この分厚い本が何万部も売れてしまうがやき、やっぱしサスガは神田先生ながやき。


 内容についちゃあ、当然まっとまっと凄いがやけんど、500ページ近い全体をワシのブログで簡潔に紹介するらあて、とてもやないけんど不可能やき、ごく一部だっけを簡単にご紹介さいていただきますぜよ。


 とにかく、ワシが一番「コリャ凄い!」と思うた部分をご紹介すりゃあ、「ビジネスを現状から考えるがやのうて未来から考える」っちゅう発想ながよ!全脳思考モデル・イメージ図


 誰やち、自分のビジネスの現状をまず考えてから、未来について考えるっちゅうんが普通ながやろうけんど、


それじゃあこれまでの延長線上の発想しか出てこんし、これからの時代は、それじゃあ顧客の期待を超える前に失速してしまうっちゅうかやき。


 これからの時代に必要ながは、これまでの延長線上にゃあない、ブレイクスルーした発想やないとイカンがよ。


 ほいたらそんなブレイクスルーな発想がどうすりゃあ湧き出いてくるかゆうたら、


 おまさんのお客さんが、「120%HAPPYになる状況」から考えるっちゅうことやっちゅうがぜよ!


 こりゃまっことゲニしょう凄い一言ながよ!


 まさに目からウロコ!コペルニクス的転回ながやき!


 ビジネスにおける様々な課題や問題を考える時、その課題や問題が大きけりゃあ大きいほど、どういたちワシらあは真剣に真面目に考えてしまうもんやき、つい眉間にシワを寄せて考えこんでしまうがよ。


 けんどそりゃあ、楽しゅうないし、考えを現状からスタートさせるもんやき、結局現状の延長線上の解決策しか出てこんがやき。


 ところがこれを、お客さんが「120%HAPPYになる状況」を考えることからスタートしたらどうなるか。


 しかも、可能か不可能かとか、現実的か非現実的からあて一切無視して、できるだっけ具体的なお客さんを想定して、そのお客さんが「120%HAPPYになる状況」だっけを考えるっちゅう行為は、


考えるだっけやち楽しゅうてワクワクするき、そのお陰で左脳も右脳も、脳全体がフル回転してくれるきに、これまでの延長線上にゃあない、突拍子もない発想が湧き出してくるっちゅうもんながよ。


 これこそが、現状をブレイクスルーできる解決策の導き出し方やと、ワシゃあまっこと膝を打ちまくりやったがやき!


 もちろん分厚い本やき、これ以外にも目からウロコの手法や知見らあが足るばああるがやけんど、


ワシにとっちゃあこの部分だっけやち、もはや2000円の本代の何十倍、何百倍の価値ある情報を手に入れることができたっちゅう感じながぜよ!


 ほんで実はこれが、「全脳思考モデル」の最初のステップながやき。


 『商品やサービスを通じて、顧客の「現在の、満たされちょらん状況」を、「将来の、満たされちゅう状況」(120%HAPPYになる状況)に変化させること。』


 事業におけるワシらあの仕事は、この変化を成し遂げることやっちゅうがよ。


 確かに、この原則にゃあ例外はないがやき。


 それが成し遂げられんかったら、顧客は期待する変化への対価として、報酬を支払うはずないきのう。


 ほんで、「未来における、顧客の120%HAPPYな状況」を詳細に描写することから、「全脳思考モデル」は始まっていくがやけんど、こっから後は是非本書をお読みくださいや。


 ちなみに「120%」っちゅう数字も大事ながよ。


 100%満たされるだけやったら、顧客は支払うた金額と交換しただけやき、そこに感動は生まれんがやき。


 期待を満たすだけやのうて、期待を超えてこそ、人に話しとうなるような感動が生まれるがよ。


 それが「120%HAPPYな状況」っちゅう意味ながやき。


 また、今ちょうど発売中の「週刊ダイヤモンド」が「全脳思考」大特集号らしいきに、イキナリ分厚い本は抵抗があるっちゅう方にゃあ、まずはこちらからをオススメしちょきます。


 ほいたら、本書の中の一部を抜粋してご紹介し、最後の締め括りとさいていただきますぜよ。


 サッカーの名将が、ワシに語ってくれたことを思い出すがやき。
 「ゲームの途中で、観客は絶望的になってブーイングを始めるがやけんど、そんとき、ワシゃあ何ちゃあ気にせんがやき。ネガティブな出来事が起こったち、『ありゃ、どうしてやろう?』と思うだけながよ。『勝つこたぁ決まっちゅうがやき、シナリオを読み違うつろうか』と考えて、勝つまでのシナリオを調整するがぜよ。」
つまり名将は、未来に勝利することから逆算して現在の事象の意味を自分に問うがよ。それに対して、凡人は、現在の事象の成否を延長して未来を調整してしまうがぜよ。





全脳思考
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