2009年07月12日

幸せの言の葉〈283〉

「とかく物事にゃあ明暗の両方面があるがよ。ワシゃあ光明の方面から見たいがやき。そうすりゃあ、おのずから愉快な念が湧いてくるがぜよ。」(新渡戸稲造)


確かに何じゃち、物事にゃあ明暗の両面があるがよ。


人の性格やち、「無神経」っちゅうたら「暗」やけんど、「おおらか」っちゅうたら「明」になるがやき。


おんなじ性格やち、「暗」に取るか「明」にとるかで、全然違うてくるがぜよ。


つまり欠点っちゅうんは、「暗」の方から見ただっけのもんで、


「明」の方からみりゃあそりゃあ長所やっちゅうことながよ。


ビジネスにおいてやち、人生においてやち、


こぢゃんと大変なピンチに陥って、


ほんで何とか頑張ってそのピンチを解決して、


後から考えりゃあ実はそのピンチがきっかけで、チャンスをつかんじょったらあてことがあるろうがよ。


ほいたらどんなピンチやち、「暗」から見りゃあただのピンチやけんど、


「明」から見りゃあそりゃあチャンスやっちゅうことながやき。


新渡戸稲造さんのおっしゃる通り、


ワシらあもできるだっけ、物事を「明」の方面から見たいもんじゃのう。



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