7月29日(水)は、まずは10時から、神田小川町の(株)フォーブス(http://www.hotelwing.co.jp/)さんの本社にて、「宝」蔵会議やったがよ。
日本酒蔵元に一番近い飲食店「宝」(千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラムB1F TEL:03-5223-9888 http://r.gnavi.co.jp/g107805/)は、ワシらあ蔵元9社と日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と(株)フォーブスさんで運営しゆうがやき。
その9蔵元と日本名門酒会を主宰しゆう(株)岡永さんと(株)フォーブスさんのメンバーが集まって、会議をしたっちゅう訳ながよ。
いろいろ数字らあの報告が、「宝」の清水店長さんからあったがやけんど、確かに「宝」も、この不況の影響を受けて、なかなか厳しいようながやき。
けんど、競争が熾烈化しちゅう丸の内界隈の飲食店としちゃあ、こぢゃんと検討しゆうがよ。
9蔵の個別の数字の発表らあもあり、司牡丹で一番売れゆうがはやっぱし「船中八策」やったがやけんど、
永田農法の「司牡丹・米から育てた純米酒」も、なかなかコンスタントに売れゆうみたいながやき。
このお酒の特徴は、1回飲んだ方のリピーターが多いっちゅう清水店長さんからの報告もあり、こりゃウチにとっちゃあ嬉しいことながぜよ。
また「宝」は、「はとバス」(http://www.hatobus.co.jp/)さんのツアーに、ランチが入っちゅうがやけんど、これがなかなか好評で、ディナーの落ち込みをカバーしてくれちゅうがやき。
最近放送されたテレビの報道番組でも「はとバス」人気が取り上げられ、「宝」とジョイントしたツアーも映っちょったようで、その番組の録画も見せてもうたがよ。
かつて何年もの間赤字を続けてきちょった「はとバス」復活の鍵は、地方客やのうて「東京人に東京を売る」っちゅう新ターゲットの発見と、
「ストーリーがある」「脳の欲望を満たす」の2つがある新ツアーの企画開発力やっちゅうがぜよ。
そんな新ツアーに、歴史探訪シリーズ「〜講談師がご案内〜江戸幕末!坂本龍馬の軌跡を訪ねて」っちゅう企画があり、このランチに「宝」が名を連ねちゅうがやき。
こりゃあ、実は「宝」のある東京国際フォーラムが、元々は土佐藩上屋敷跡やっちゅうことで実現した企画ながよ。
司牡丹の酒粕らあも使うた料理も入れて、土佐料理「龍馬御膳」を出すっちゅうき、なかなかナイスな企画ながやき。
しかし、「はとバス」さんも「宝」も、よう考えて頑張りゆうがやと、こぢゃんと感心させられたがぜよ。
さてその後は、丸の内に移動。
(株)ぐるなび(http://www.gnavi.co.jp/)さんの「ぐるなび大学」にて、日本名門酒会企画の「SAKEセミナー&試飲会」やったがよ。
まずは日本名門酒会のスタッフの方々と、今回の試飲会に出品の5蔵元、「浦霞」「米鶴」「嘉美心」「西の関」「司牡丹」のメンバーにて、試飲会場の準備。
14時20分からはワシが講師になって、「世界で人気沸騰中のSAKEを、新商材として先駆けて取り入れ繁盛店に!」っちゅうテーマで、セミナーを開催したがぜよ。
欧米らあの海外じゃあ、日本酒の「さけ」のローマ字表記の「SAKE」を、「サキ」っちゅうて発音するがやき。
ほんで、今回セミナーで提案さいていただく「SAKE」たぁ、これまでの日本酒たぁ、ちくと違うがよ。
海外での銘柄名の呼び方やメニュー展開、海外での提供方法らあを、逆輸入っちゅう形で日本で展開し、新しいアルコール飲料として提案しょうっちゅうもんながやき。
その意義や提案方法、成功事例、海外情報、「地域性」と「季節性」らあについてを、22名の飲食店さんらあに、ワシが30分でお話さいてもうたがぜよ。
続いては、5蔵の蔵元自己紹介があって、その後は場所を変えての試飲会ながよ。
ワシのセミナーでの提案通り、足つきのワイングラスタイプと通常の冷酒グラスを1人に1個ずつ渡いて、いろいろな日本酒を飲み比べてもうたがやき。
海外のSAKEメニュー事例も、皆さん群がって閲覧され、こぢゃんと人気やったがよ。
各社の試飲ブースも大好評。
司牡丹は、「船中八策」や「土佐宇宙酒・宇宙龍」らあが人気で、発売されたばっかしの柚子リキュール「司牡丹・山柚子搾り」も、大好評やったがやき。
「嘉美心」さんはシャーベット状の凍結酒、「西の関」さんは「西の関ひや」に氷を入れてオンザロックで楽しむスタイルを提案し、好評やったがよ。
とにかく、これまでの試飲会にないばあ、熱気にあふれる試飲会になって、まっこと良かったがやき。
16時過ぎにゃあ、無事終了。
まだ話し足りいで飲み足りいで、名残惜しそうに帰路につかれる方がおられ、こぢゃんと印象的やったがやき。
後片付けを済まいたら、みんなあで(株)岡永さんの本社の地下にて、ぐるなびさんと蔵元との懇親会ながよ。
まずは今回の「SAKEセミナー&試飲会」の成功を祝うて、みんなあで乾杯!
ぐるなびさん側としたち、これまで足るばあ「ぐるなび大学」でセミナーらあを開催してきたけんど、とにかくこれっぱあ悦んでいただけたこたぁないっちゅうばあ好評やったっちゅうき、ありがたいことながやき。
以下のアンケートを見りゃあ、確かにいかに好評やったかがよう分かるっちゅうもんながよ。
●日本酒に対する見方が変わり、非常に興味がわいたセミナーでした。グラスを変えるだけで、あそこまで変わり、消費者が楽しめると思ったので、検討したいと思います。興味がわく、味わいの細かな説明までしてくれて、ありがとうございました。
●日本酒は前から好きだったんですが、こんな形で飲んだことがなくて、すごい勉強になりました。やっぱり1つ1つの蔵で味も全然違い、その中でも種類によっても味が違って、もっと知りたくなりました。
●わくわくしました。楽しかったです。
●勉強になりました。蔵元の方の熱意も感じ、ますます日本酒が好きになりました。確かに日本酒はすべての料理に対してジャマせず、日本特有の酒だと思います。それを広めるというのはイイコトだし、ウチの店でも参考にしたいです。
●正直言ってビックリしました。日本酒が海外で人気であり売れていると。日本料理が海外でも人気な様にSAKEもますます売れていきそうだと感じ、そういう動きをまったく知らなかった事にショックを受けました。また、これほど近く親しく試飲させていただいた会は初めてです。素晴らしい!そして、日本酒の(特に海外を視野に入れている蔵の)進化している事に驚きました。
とにかく、ワシも手応えをこぢゃんと感じることができたし、「海外逆輸入提案のSAKEを足つきグラスで!」は、ほとんどのご参加者が、是非やりたいっちゅうてくださったみたいなき、まっこと予想以上の大成功やったっちゅうことながよ。
ご参加いただきました飲食店の皆さん、ぐるなびさん、岡永さん、ご参加の蔵元の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
さて、実はその後も別件があって、名残惜しいけんど、ワシだけ懇親会を早めに抜けさいてもうて、六本木へ。
6月29日に新規オープンしたばっかしの、ダイヤモンド・ダイニング(http://www.diamond-dining.com/)さんの「土佐十景」シリーズ「わらやき屋」(港区六本木6-6-8六本木ゴーディービル1階 TEL:03-5410-5560)さんに行ったがぜよ。
高知の(株)高南食品(http://www.yoboushoku.com/)の宮本社長さんのご紹介で、ダイヤモンド・ダイニングの松村社長さんや、同グループのゴールデン・マジック(http://ameblo.jp/golden-magic/.)の山本社長さんらあも一緒に、10名ばあで飲んだがやき。
最初はビールで、途中からは「船中八策」で。
川エビの空揚げや、ワラ焼き鰹の塩タタキらあは、相変わらずの美味しさやったがやき。
また、ワラ焼きチーズの美味しさにゃあ、ちくとビックリやったがぜよ。
散々飲んで食べて語り合うて、ご馳走になってしもうて、松村社長さんにゃあまっこと心から感謝申し上げます!
また、松村社長さんらあをご紹介いただきました宮本社長さんにも、心から御礼申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社