幸せの言の葉〈292〉
「平凡な教師は言うて聞かせる。えい教師は説明する。優秀な教師はやってみせる。けんど最高の教師は、子供の心に火をつけるがぜよ。」(ウィリアム・ウォード)
こりゃあまさに、教育っちゅうもんの真髄を語っちゅう言の葉ながよ。
英語で「教育」は「education」っちゅうがやけんど、こりゃあ「引き出す」っちゅうような意味があるがやと。
まっこと真の教育は、押しつけて教えこむがやのうて、子供の心に火をつけて、その隠れた能力を引き出すことやと思わんかよ。
ほんで、よう考えてみりゃあ、こりゃあ子供の教育だっけに限らんがやき。
この言の葉の「教師」のくを「上司」に変えて、「子供」のくを「部下」に変えたち、そのまんま通用するがぜよ。
言うて聞かせるがは平凡な上司、説明するがはえい上司、やってみせるがは優秀な上司、部下の心に火をつけるがが最高の上司っちゅうことながよ。
幕末、松下村塾の吉田松陰先生は、門下生の心に火をつける天才やったがやき。
松陰先生は獄中におられる時やち、死刑が確定しちゅう囚人の心にまで火をつけて、
なんと死刑囚が獄中で学びはじめたっちゅうがぜよ!
まっこと、ワシらあにゃあそこまでは無理やとしたち、こぢゃんと見習わにゃあイカンことやと思わんかよ。
Posted by tsukasabotan at 09:36│
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幕末という動乱の時代には
なんかせにゃ なんとかせねば
というエネルギーが満ちていて
悲劇も多かったのですが
魅力的な時代ですね♪
紙と筆と飛脚の時代には
知恵者から何か学べないかと
口泡飛び交ってたんだろうなぁ…
手軽に情報が入手できる今もいい時代だ
読み取る力は必要だけど
要らない情報も多いが…のりPはもう満腹です
朱に交わったのか 紅い人だったのかとか
選挙のバッシング合戦も辟易している
足引っ張り合うくらいなら連立でもして
政策の質を上げたりできないものなのでしょうか?
…戦には情報戦は付き物か
お盆明けあたりに鳩山代表とか
小沢元代表あたりの事情聴取とか
あったりするとどう影響するんだろう?
とりあえず明日発売の
週プレ買って読んでみます♪
佳い先生(上司)は宝物
明るい未来を語りたいものですネ
エンジョイっ!
山口のきゅうさん、アツいコメントありがとうぜよ!
松陰先生のことを、ちくと書かいていただいたきに、こぢゃんとアツいコメントになったがじゃろうか。
そういやあ、来年の大河「龍馬伝」にゃあ、松陰先生も出るろうけんど、誰が演じるがやろうのう??
ところで、週プレ買うていただいつろうか?ワシゃあ早速東京で買うたがやき。なかなかバカバカしいノリで記事になっちゅうき、是非お楽しみに!