2009年08月14日

幸せの言の葉〈293〉

「人生は捨てたもんじゃないがぜよ。」(紀野一義)


こぢゃんとシンブルで、ある意味よう聞くような言の葉ながやけんど、


自分がホンマにつらいとき、ホンマに悲しいとき、ホンマに試練のとき、ホンマにドン底のとき、


このシンブルな言の葉が、どれっぱあ救いになることやろう。


自分らあよりかまっとまっと、こぢゃんとつらい目に、こぢゃんと悲しい目に、こぢゃんと試練に、こぢゃんとドン底になった経験をしたことがある先人らあが、


それでも「人生は捨てたもんじゃない」っちゅう境地に達しちゅうがぜよ。


「朝の来ん夜はない」、「嵐はいつまでも続かん」、「冬の次は春が来る」っちゅうことながよ。


ほいたら、いつか今の自分を振り返ってみて、「あんときゃあつらいと、悲しいと、試練やと、ドン底やと思いよったけんど、いま思やあ、そんなときがある意味懐かしいがやき。あんときがあったき、いまの自分があるがかもしれんのう。」っちゅうて心から思えるときが、きっと来るはずながぜよ。


「人生は捨てたもんじゃない」・・・どんなときやち忘れとうない、まっこと素晴らしい言の葉やと思わんかよ。


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