「未来に向き合うにゃあ、ふたあつの方法があるがよ。ひっとつは心配、もうひっとつは期待ぜよ。」(ジム・ローン)
高度経済成長の頃にゃあ、日本人全体としちゃあそんなに裕福やなかったけんど、
社会全体に何とのう未来に対する期待っちゅうもんがあったがよ。
ほんじゃき誰しもが特に意識もせんと、そんなに未来を憂うことものう、
明るう前向きやったような気がするがやき。
いま100年に1度の不況やといわれる時代になって、
日本人全体としちゃあ、あの頃よりか裕福になっちゅうはずやに、
社会全体に何とのう、未来に対する心配や不安が蔓延しちょって、
誰しもが特に意識もせんと、未来を憂えて、
前向きに考えることができんような雰囲気になってしもうちゅうがやき。
けんど、よう考えてみりゃあ、どんな時代やち、未来がどうなるからあて決まっちゃあせんがぜよ。
まだ決まってもないに、未来に対して心配や不安だっけで向き合いよっちゃあ、
その心配しゆう通りの暗い未来を引き寄せてしまいかねんがやき。
ほいたら、不況の時代やきこそ、未来に対してこぢゃんと期待をもって向き合おうぜや。
どんな時代やち、多くの人が自分の未来に期待を持ちゃあ、その念いが相通じて、期待通りの明るい未来を引き寄せてくるもんながやき、のう!