「一番になりたかったがやき。ワシゃあナンバーワンになりたいがよ。オンリーワンになりたいらあて甘いこと言いゆうヤツが大嫌いやき。」(イチロー)
このイチローさんの言の葉は、なかなか衝撃的やったがやき。
スマップの「世界でひとつだけの花」の歌詞にも、「ナンバーワンにならなくてもいい」とか、「もともと特別なオンリーワン」とかあるように、
近年は、ナンバーワンよりかオンリーワンやっちゅう風潮が世の中にあるもんやき、なかなかこういうセリフは吐けんもんながよ。
けんどあらためてよう考えてみりゃあ、この「オンリーワン」っちゅう言葉はなかなかの曲者ながやき。
もともとみんなあがオンリーワンやっちゅうことやき、使い用によっちゃあこの「オンリーワン」っちゅう言葉は、うまいこと「逃げ」に使えるがぜよ。
つまり、何ちゃあ努力らあてせいじゃちかまん、そのまんまで特別なオンリーワンじゃっちゅう使い方ながよ。
これを、さんざん努力してそれでも失敗して落ち込んじゅう人に対する慰めとしての方便に使うやったらまだしも、
ろくに努力もせん人の言い訳に、うまいこと使われがちながやき。
ワシらあも、このイチローさんの言の葉を常に意識において、
「オンリーワン」を逃げや言い訳に使いやあせんか、真剣に考えてみにゃあイカンがやないろうか。
下手な「オンリーワン」を目指すばあやったら、何かの分野で徹底的に「ナンバーワン」を追求してみたいもんじゃのう。
ほいたら結果的に「オンリーワン」の存在にもなるがぜよ。