2009年11月23日

幸せの言の葉〈327〉

「私らあにとって、もっとも恐ろしい敵は不遇やのうて、私らあ自身のためらいながよ。自分でこんな人間やと思うちょったら、それだけの人間にしかなれんがやき。」(ヘレン・ケラー)


世の中にゃあ、自分の不遇を嘆きゆう人がそれこそ山ばあおるがやき。


けんど、その不遇の極みみたいな三重苦のヘレン・ケラーさんが、


もっとも恐ろしい敵は不遇やのうて、ワシらあ自身のためらいやっちゅうがぜよ。


ほいたらまず、ちんまい不遇を嘆きゆう自分が恥ずかしゅうならんかよ。


ほんでその恐ろしい敵、ためらいたぁ、「自分はこれっぱあの人間や」っちゅう思いこみのことながやき。


そりゃあ自分で自分に自己暗示をかけるみたいなもんで、


これっぱあの人間やと思いこんだら、それっぱあの人間にしかなれんっちゅうことながよ。


けんど考えてみりゃあ、自己暗示にためらう必要らあてないがやき。


好きなばあ想像の翼を羽ばたかいて、自分はこぢゃんとドデカイ人間やっちゅうて思いこんでもうぜや。


ほいたら、どれっぱあやちこぢゃんとドデカイ人間になれる可能性が、無限に膨らんでいくっちゅうことながぜよ!



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