土佐の山のうまいモンと川のうまいモン、全国のうまい地酒を提供して29年の囲炉裏料理「囲炉裏(ゆるり)」さんが、こぢゃんと惜しまれもって閉店したがは、先月末のことやった(「10月28日」のブログ参照)がやき。
ほんで常連さんらあが発起人(若輩ながらワシも発起人の1人)になって、「囲炉裏」のあるじ(常連は山嶋のご主人のことをこう呼ぶがよ。)と奥様、お嬢様を招いて、この日に感謝の夕べを開催したっちゅう訳ながぜよ。
この日集まったがは常連さんらあが約100名。
まずはあるじ、奥様、お嬢様にご登檀いただき、発起人代表のご挨拶、感謝状の贈呈、花束贈呈らあのセレモニーがあったがよ。


ほんで、あるじ山嶋実氏のご挨拶。

「囲炉裏」での29年間が走馬灯のように思い出されたがやろう、感極まって何度とのう言葉に詰まる場面があって、ワシらあの心にもジ〜ンと響いてきたがやき。
他にゃあ変えられん、あんなえい店を守れざったっちゅうんは、まっことワシらあ地酒蔵元にとっちゃあ、痛恨ながよ。
けんど、シンミリしよってばっかしじゃイカンき、乾杯して宴会のスタートながやき!



三翠園さんのお料理にプラスして、「囲炉裏」名物の四万十川の川エビとゴリの佃煮も出され、「金凰司牡丹」(本醸造酒)の燗酒がまっことバッチリやったがよ。

ある程度宴席が盛り上がってきた頃、「囲炉裏」29年の歴史のビデオ上映会ながやき。

10周年記念の会、20周年記念の会、様々な旅行、そして最後の日・・・と、ビデオに映られちゅう方々がそれぞれそん時の思い出話や失敗談らあも語られ、会場は笑いに包まれたがよ。


あるじも皆さんのコメントに補足したり、ツッコミをいれたりと、まっこと楽しそうやったがやき。
宴席も佳境になりゃあ皆さん席を立って、あっちもこっちも献杯・返杯の嵐!
当然、あるじの周りにゃあ常に人垣がグルリやったがやき。
20時半過ぎ、みんなあで檀上に上がって、あるじ一家を囲んでの記念撮影。

その後は、発起人のみんなあが檀上に上がり、三本〆で中締めして、無事お開きとなったがよ。
あるじ、そして山嶋家の皆様、29年間まっことありがとうございました!
ちくとゆっくりご休憩いただいて、また後々別のカタチでの「囲炉裏」復活を、心から待ち望んじょりますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社