「発明、開発、そして事業は、時代を読む作業ながよ。どれっぱあ優れた思いつきやち、時代が求めちゃあせんかったら、人の役に立つこたぁできんがぜよ。」(安藤百福)
サスガは日清食品創業者、インスタントラーメンを創った安藤百福さんの言の葉ながよ。
とにかく、時代が求めちゃあせんもんは役に立たんっちゅうんは、企業家ならではの言の葉ながやき。
ナンボえいことやち、正しいことやち、時代が求めちゃあせんことをすりゃあ、そりゃ失敗するがよ。
よう「はやすぎた天才」とか言われる人は、確かに素晴らしいことをしゆうかもしれんけんど、ある意味そりゃ言い訳ながやき。
要するに「時代を読む力」がなかったっちゅうことながぜよ。
こりゃ素晴らしいことやとか、正しいことやとか、思いついた時は、「ほいたらそれは、いまの時代に求められちゅうか?」と考えてみにゃあイカンがよ。
ほんで、こりゃどうもいまの時代に求められちゃあせんと感じたら、時期を待つか、あるいは時代に求められちゅうカタチに変えにゃあイカンがやき。
企業家やったらそういう発想をせにゃあ、ビジネスはうまいことイカンし、人の役に立つこともできんっちゅうことを、安藤さんはワシらあに教えてくれるがぜよ!