「人の世に道は一つっちゅうこたぁないがよ。道は百も千も万もあるぜよ。」(坂本龍馬)
まっこと龍馬さんらしい「言の葉」やと思わんかよ。
尊皇か佐幕か、攘夷か開国かっちゅうような二つに一つの道しかないっちゅう考え方を、龍馬さんはせんかったがやき。
周りのもんや仲間が、どれっぱあ「この道しかないっ!」と言うたち、龍馬さんは安易に答えを出さんと、百も千も万もある道の中から、自分の信じる道を模索し続けたがよ。
ほんじゃきこそ、他の誰っちゃあ成すことができんような、あれっぱあの偉業を成し遂げることができたがぜよ。
ひるがえって、自分はどうじゃろか考えてもうぜや。
いろんな場面で、「このやり方しかない!」とか、「Aを取るかBを取るか?!」とか、最初っからよう考えもせんと、決めつけてかかっちゃあせんかよ?
最初っから道を一つとか二つとかしかないと思い込んじゅうきに、ありきたりのやり方で、当たり前の行動しかできいで、凡庸な結果しか得られんがやないろうか。
「道は百も千も万もあるぜよ!」っちゅう龍馬さんの言の葉を、普段から常に意識しちょこうぜや。
ほいたら、龍馬さんほどのこたぁできんじゃち、誰っちゃあ思いもつかんかったようなこぢゃんと画期的な新しい道を、発見することができるかもしれんがぜよ。