「人間っちゅうもんは世の中の牡蛎殻の中に棲んじゅうもんであるわい。」(坂本龍馬)
世の中のほとんどの人は、牡蛎殻みたいな狭い社会に閉じこもってしもうちょって、広い世界を見ろうとせんっちゅうて、龍馬さんは嘆きゆうがよ。
龍馬さんの時代に、藩っちゅう意識を超えて、日本や世界っちゅう広い世界まで視野を広げちょった人は、ほとんどおらざったがやき。
ひるがえって現代はどうやろう。
確かに世界はこぢゃんと身近になったけんど、いっそう牡蛎殻に閉じこもっちゅう人は増えちゅうような気がするがは、ワシだけやないがやないろうか。
あんまりにも外の世界の変化が激しゅうて酷しいきに、牡蛎殻に閉じこもっちょったら安全やっちゅうことながやろう。
けんどほいたら、牡蛎殻に閉じこもったまんまで、人生を終えてしもうてえいがかよ?
一度っきりの自分だっけの人生やきに、牡蛎殻から飛び出いて、広い世界で羽ばたいてみろうぜや!
きっと龍馬さんが、こぢゃんと応援してくれるぜよ!