2月28日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、佐川町の司牡丹本社にて、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動2年目の仕込体験と交流会やったがぜよ。
このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動2年目の第3弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」2年目の第3弾ながやき。
つまり、米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで発売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく2年目の今年も全国初の試みやないろうかのう。
ちなみに前回の第2弾稲刈りについちゃあ昨年「10月14日」のブログを、第1弾田植えについちゃあ昨年「6月8日」のブログをご参照くださいや。
さて、まずは朝8時50分にJR佐川駅に集合ながよ。
車で来られる方、JRで来られる方、次々に集まられ、司牡丹本社に向こうたがやき。
9時過ぎにゃあ、みんなあが集合。
愛媛や香川や高知県内らあの各地から、全参加者23名が集合したがぜよ。
ほんで、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にてミーティング。
まずはワシがご挨拶さいてもうて、玉木醸造部長からちくと説明があったがよ。
ほんで早速「平成蔵」に向かうて、仕込体験ながやき。
蒸米機と放冷機を通って出てくる蒸米を、2人1組になって布で受け取り、発酵室まで運んで仕込タンクに投入するっちゅう作業を、皆さんにやっていただいたがよ。
階段を2階まで上がらにゃあイカンき、3往復もすりゃあ案外息が切れるもんながやき。
続いては櫂入れ(かいいれ)作業。
その仕込んだタンクに櫂棒を入れて、混ぜるがやき。
皆さん交代で櫂入れしてもうたがやけんど、中にゃあこぢゃんとへっぴり腰の方もおられたがぜよ。
こうして10時過ぎにゃあ仕込み作業は終了。
これから20数日間ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の誕生になるがやき。
さてその後は、司牡丹の酒蔵見学ながよ。
再び「酒ギャラリー ほてい」にもんて、まずは「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオを観てもうたがやき。
続いては、江戸時代末期、約170年ばあ前に建造された貯蔵蔵や、玄関に吊られた酒林らあを見学してもうて、新蔵「平成蔵」へ。
玉木醸造部長の説明付きで、蒸米、放冷、洗米、麹、酒母、ほんで発酵室と回ったがよ。
その後は、ウチの本家で、国の重要文化財に指定されちゅう「竹村家住宅」らあもご案内さいてもうたがやき。
11時半ばあにゃあ、ウナギ料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)さん2階の座敷に移動。
昼食宴会の前に、ちくと会議ながよ。
当活動の今後についてらあをワシからお話さいてもうたりしたがやき。
さあその後は、もちろん司牡丹で乾杯して、交流会の開催ながよ。
まずは「大正軒」さん自慢の「ウナギの骨焼き」や「ウザク」や「ウマキ」らあをいただきもって、持ち込みさいてもうた司牡丹で楽しんでいただいたがやき。
お酒は、「日土人」(純米酒)を筆頭に、「司牡丹・永田農法〈佐川〉山田錦」(純米吟醸原酒)、「司牡丹・永田農法〈窪川〉山田錦」(純米吟醸原酒)、「司牡丹・しぼりたて・純米」(純米生原酒)、「司牡丹・しぼりたて・純米吟醸」(純米吟醸生原酒)らあで、皆さん昼間っからこぢゃんと美味しそうに楽しまれよったがぜよ。
ほいたら、ナント!チリ地震の影響で、高知県に大津波警報が発令されたき、JRがストップするっちゅう情報が!
しかも、高知にゃあ2mの津波が来るかもしれんっちゅう情報も!
こりゃ高知市内は水没するかもしれん!エライことやっちゅうて、まあ結局みんなあで津波を肴にまだちくと飲んだがやけんど。
結局、JRはストップしたまんまやったき、車で来られちゅう方に分乗さいてもうたりして、皆さん無事帰ることができたみたいながよ。
津波の方も結局たいしたことのうて、まっことホッとしたがやき。
ご参加いただきました皆様、まっことエライ時にご参加いただき、まっことありがとうございました!感謝感謝ぜよ!
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司牡丹酒造株式会社