今回は、久々にオススメ書籍をご紹介しますぜよ。
「なぜ、ノウハウ本を実行できないのか」〜「わかる」を「できる」に変える本〜(ケン・ブランチャード+ポール・J・メイヤー+ディック・ルー 著 門田美鈴 訳 ダイヤモンド社 1200円+税 2009年12月10日発行)っちゅう、僅か120ページばあの薄い本ながやけんど、こぢゃんと学ぶことが多うて、こりゃワシにとっちゃあ一生手放せん座右の書になったがやき。
要するにこの本は、「得た知識を実践に活かすことができんがはなんでか?」っちゅう、人間にとっちゃあ永遠の課題というてえいばあの難問に、明快に答えを出しちゅう、こぢゃんと画期的な本ながよ。
人は、本やビデオやCDやセミナーらあで新しい知識を得るがは好きやけんど、それを活かす行動は、大半の人がよう起こしてないっちゅうがやき。
知識と行動の間にあるこの著しいギャップを、著者は「ミッシング・リンク」(失われたつながり)っちゅうて呼ぶがよ。
ほんで、このギャップの理由、なんで行動によう移さんかの理由は、3つあるっちゅうがやき。
その第一の理由は、「情報過多」。
本を読んだりセミナーに出たりして新しい知識を仕入れるこたぁ悪いことやないけんど、仕入ればっかしに夢中になって、それを行動に移す時間がないっちゅうんが問題やっちゅうがよ。
たえず新しい知識にさらされちょったら頭が混乱するっちゅうがやき。
実際、多くの人が情報の海で溺れゆうっちゅうがよ。
ほいたらどうすりゃあえいかっちゅうたら、「なんで魚は水の中で溺れんでおれるか?」っちゅうことと一緒やっちゅうがやき。
魚は、水から必要なもんだっけを取り込むためのモニター・システムを備えちゅうがやと。
つまりワシらあ人間も、圧倒的な情報量に立ち向かうためにそうすりゃあえいっちゅうことながよ。
ほんで著者は、こぢゃんと重要な、以下の言葉を述べるがやき。
「多くのことを一、二度学ぶよりか、少ないことを何度も学ぶほうがえい。」
こりゃあ聞いてみりゃあナルホド当たり前のことやけんど、ワシにとっちゃあ、まっこと衝撃的やったがぜよ!
さらに、第二の理由は「ネガティブなフィルター装置」。
学んだことを実行しょうとするとき、ネガティブな考え方が意欲をくじくっちゅうことながよ。
第三の理由は「フォローアップの欠如」。
生活に根づいた習慣を打破し、行動を変えるにゃあ、「変わりたい」っちゅう意思をフォローする仕組みが必要やっちゅうことながよ。
さらに詳しゅうは、是非本書をお読みくださいや。
目からウロコの内容が、まだまだ目白押しやき。
けんどこの書籍やち、当然一、二度読むばあやったらあんまり意味がないっちゅうことながよ。
この書籍流に言やあ、「考えるための一定の時間を置いて、反復、反復、反復!」っちゅうことながぜよ!
なぜ、ノウハウ本を実行できないのか―「わかる」を「できる」に変える本
クチコミを見る
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社